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政策立案検討会議の市民意見対応協議を傍聴してきました。
3月18日、広島市平和の推進に関する条例(仮称)素案を作成した政策立案検討会議のパブリックコメント対応会議が行われました。
広島市議会市政調査課から、要望等の意見を寄せた団体・個人へ傍聴日程の個別連絡があり、翌日コロナ対応のために事前に参加する人数を確認する電話までありました。(平和推進条例の改善を求める市民キャンペーンには私宛に3月15日に連絡がありました。)
政策立案検討会議は公開されているとはいえ、その日程はマスコミにのみ伝えられてきました。今回は、一部の意見を寄せた個人団体に連絡したことで、「市民に公開された」会議としているようです。
会議自体は40分程度。
市民から多くの意見が寄せられ、丁寧な協議が必要として、2月議会での決議延期になりました。
パブリックコメントの対応について、条項ごとに協議することになりました。まず、政策立案検討会議の若林代表と碓氷副代表が論点整理し、委員は事前に発言を準備したうえで、後日協議するとともに、委員から議論すべき論点があれば、それについても提案協議するという進め方になりました。
パブコメ対応協議内容に関して、市民に報告するための文章も委員で協議したうえで、総務課と市政調査課に渡すことになりました。
なお、パブコメ締め切り後に寄せられた意見(キャンペーンの要望書の内容も盛り込まれていました)も、協議内容に含めることも決定しました。
今後のスケジュールは総務担当委員で協議するが、次回は4月上旬を目処とすることになりました。
今回初めて政策立案検討会議の傍聴ができたわけですが、司会進行役の若林代表と碓氷副代表を合わせて9名の委員がいながら、発言したのは約半分。とにかく早く進めようとする声の大きな議員に引っ張られる形で進んでいくのをみて、正直残念としか言いようがありませんでした。寄せられた市民意見に応えようとする熱意が感じられなかったのは私たちだけだったのでしょうか?ネット上に公開されている議事録だけではわからないものですね。百聞は一見にしかずでした。
市議会議員の傍聴は、馬庭恭子議員と平岡優一議員のわずかお二人でした。
このnoteに傍聴で許可を得て撮影した動画を無編集で掲載しても良いか市政調査課に確認したところ、「意見が二分している案件なので、今後の自由闊達な議論に支障をきたす恐れがあるため、また映像が加工されて発言意図と違うものになって流布する恐れもあるため、公開は控えていただきたい」との返答でした。また、「次回の会議から撮影・録音は禁止になることになりました」とも言われました。
平日に行われる会議傍聴に、毎回仕事を休んでいくのはなかなか難しい。
学生は平日学校やバイトがあり、社会人には、休む=経済的なダメージにもなるので、若い世代が傍聴に通い続けるのは正直大変です。市民に公開されるための近代的工夫があってもいいのではないかと思いました。
これからも傍聴を続けて、市民意見についてどのように説明・協議されていくのか注目していこうと思います!
でも、傍聴って意見が言えないから地味に辛いですね。
次回開催日程は
日時:4月1日(木曜日) 午後2時
場所:広島市議会議会棟 3階 第1委員会室
内容:条例素案(制定経緯・プロセス等)に関する市民意見への対応について
追ってまたご報告しますね。
今後の政策立案検討会議の会議日程はホームページでの掲載による告知になりました。事前に申し込みする必要もないそうです。
議員から早期対応の声もあり、1〜2週間に1回のペースで開催予定だそうです。
私達と一緒に傍聴してみませんか?
↓政策立案検討会議の日程等はこちらをチェックしてくださいね♫↓