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宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」 朗読/開運小天 著作権フリー

宮沢賢治/開運小天
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宮沢賢治「セロ弾きのゴーシュ」 朗読/開運小天 著作権フリー

この音源は、これ自体を販売したり、何かの合成音源の材料にする等の使い方でなければ、ご自由に放送、無料で配布していただいて構いません
万が一、売り上げが発生したときはカンパしてくださると喜びます。

さて。
宮沢賢治さんについて研究している方は多く、そういう方々の記録を少しだけ読むことができたのですけれど、この作品で出てくる「第六交響曲」は、
ベートーヴェン:交響曲第6番「田園」
のことであろう、という意見しか出てきませんでしたし、私も同意見です。

ということは、本文
「セロがおくれた。トォテテ テテテイ、ここからやり直し。はいっ。」
この、トォテテ テテテイは、田園のメロディとピッタリ合致するじゃないですか?なせそう読まないのか?私には、そう読むしか選択肢はないのですが、
世の多くの読み手さんが、まるでモールス信号を表現しているかのような音程で
トォテテ テテテイを読んでいる。
ベートーヴェンの田園を知らないのなら仕方がないのでそれなら仕方がないのですけれど。そして、ベートーヴェンの田園であると決まっていないからその雰囲気を出すことは良くないというお考えなのかもしれないのですけれど。

同じく、カッコウが、「カッコウ!」と叫ぶところも、「カッコウ!」と、言ってくれないと納得がいかない。

昭和の時代、NHKで制作されたらしき(うろ覚えで失礼)同タイトルの人形劇の酷さ!ストーリーをなぜそのまま再現せず、湾曲させたのか。
私自身も、それほど朗読の技術がある訳ではありません。ですからそんなに偉そうに言える人物ではないのですが、もうちょっとどうにかしてもらえないのだろうか?と思いながら一生懸命読みました。聞いて頂けると嬉しいです。

TEXT
https://www.aozora.gr.jp/cards/000081/files/470_15407.html

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