Game In 10 Days 〜半分経過後の現状報告〜
この数日ほど、「Game In 10 Days」という名を冠した記事がありませんでした。「Game In 10 Days 」6日目にして、久々に投稿します。
現状報告
物語のあらすじとグラフィックの雰囲気が決まりましたので、必要最小限の素材をIllustratorとFigmaを用いて作成しました。作成した画像をSiv3Dに読み込ませ、基本となる操作を少しずつコーディングしています。
物語のあらすじ
グラフィック
基本はモノクロームのアウトラインです。絵を描くのが大得意ではありませんので、アニメーションは必要最小限にとどめます。Illustratorを使用し、ステージ画像の作成はFigmaを使っています。
操作系
もっとも試行錯誤しました。以下が検討した操作方法です。
画面端をマウスで長押しすると、マウスの方向にスクロール
画面端をクリックすると、そちらに一定間隔スクロール
クリックした場所に、スクロール
最終的に、3を採用しました。この実験のために、カスタムカーソルを設定したりしましたので、かなり時間を使いました。
ただ、SVG画像の扱いをSiv3Dの開発者の方から教わりましたので、Siv3Dの知見が深まりました。また、Camera2D という便利なクラスの存在を知りましたので、画面スクロールの実装コストが大幅に下がりました。
速度感とモチベの維持
あまり無理をせず、空いた時間を見つけては作業を進めています。家の中はだらけてしまいますので、積極的に外出しています。電車の中やマクドナルドなどは、集中できて良いですね。けれども、外での作業が増えたため、携帯電話のパケット通信量が底をつきてしまいました。通信環境の充実した場所を探さねばです。
適宜Siv3Dのメモを 「Siv草子」というマガジンにまとめています。
長いドキュメントやGitHubのコードを元に、短いながらも少しずつ残しています。文章を書くのが気晴らしになりますので、良い取り組みだなと感じています。
X(Twitter)での発信も続けています。100 Programで使用していた、「何時間〇〇を取り組んだ」というフォーマットが自分に合っていたため、同じように続けています。取り組んだことを発信しますと緊張感が生まれますし、「いいね」をもらえたらうれしいものです。わからないところを教えていただけることもありますので、SNSは良い道具です。いく人かフォロワーも増えましたしね。
10日で終わらない予感
本プロジェクトは早くも持久戦に持ち込まれつつあります。予想外のタスクが発生しましたこともあり、10日間での完成は難しいように感じます。
今まで、短期のハッカソンで精神をすり減らしながら開発していました。本プロジェクトはじっくりと進められるので、心穏やかに作り続けられます。丁寧にクラスを設計できるので、ありがたいです。
10日間で完成しなくとも、「Game In 10 Days」という企画は続きます。おそらく三ヶ月ぐらいはかかるのではないでしょうか。わらじを編むように、隙間をぬって作り続けるのが良い気がします。
これからの戦略
まだまだタスクは山のように存在します。特にどうしようかと考えておりますのは、次に列挙するものです。
ステージの制作
登場人物のグラフィック
シナリオ
BGMと効果音
イベント管理
セーブデータの管理
ゲーム制作の難しいところは、その総合性にあります。映画や演劇、アニメーションのように、ゲームは総合芸術であります。個人開発者は必然的に、マルチプレイヤーにならざるを得ません。
ここは、無人島にたった一人で漂着したロビンソン・クルーソーに学びましょう。
春休みは残り5日です。悔いのないよう、制作を続けていきます。