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英語が得意になるには?

英語に苦手意識のある人のほとんどは、中学生で習う「to不定詞」で躓いたと思います。そしてその後に出てくる関係代名詞で撃沈したという人も多いはず。そこで今回は、なぜto不定詞、関係代名詞で躓くのか?その解決策はあるのか?について書いていきます。


なぜto不定詞、関係代名詞で躓くのか?

僕が思うに修飾の仕方の違いです。日本語では原則的に全て前から修飾します。

背が高くてかっこいい男の子
※"背が高い"、"かっこいい"がそれぞれ「男の子」を修飾しています。

対して英語は1語なら日本語と同じで前から、2語以上は後ろから修飾するという文法規則があることが原因の一つです。

さらに「名詞的用法」「形容詞的用法」「副詞的用法」など同じto不定詞でも場面によって異なる役割をすることも混乱の一因と言えます。

僕の記憶ですが、中学生の頃に名詞だとか形容詞とかちゃんと習った記憶がないんですけど僕だけですかね(笑)

とにかく混乱する要素が多いんですよ。対して中学一年生でやる英語って「a beautiful flower」と「wednesday」とかその程度で、気合いで覚えればどうにかなっちゃうことが多く、その勢いで中2以降躓く人が多発しているというのが僕の考えです。

対策 カタマリで捉える

背が高くてかっこいい男の子

冒頭で出した例文ですが、この文を分析すると「背が高い」と「かっこいい」という形容詞が……と解説できますが、そんなことは今回はどうでも良いです。実際日本語母語話者はいちいちそんな細かいこと気にしてませんよね。言い換えると、「背が高くてかっこいい男の子」を一つのカタマリとして捉えているということです。

これを英語でもできるようにすることが、苦手意識を無くすことの第一歩です。

じゃあ具体的にどうやればいいの?って話ですよね。

文法を軽視しない

「文法なんてやってるから英語が喋れるようにならないんだ」とか言われがちですが、日本のようなEFL(English as a Foreign Language)の環境で英語を感覚でマスターするのは不可能に近いです。であれば、文法学習をした方が結果的に近道です。

体系的な理解を意識する

英語ができるの定義は様々ですが、英会話にしろ受験にしろ、いろんな単語や文法事項の集合体なわけですから、個別的な個別的な理解では限界があります。

具体的な体系的な理解の仕方は過去の記事で解説しているので、そちらをご覧ください。

英語に触れる時間をとにかく増やす

日本で使われている言語はもっぱら日本語ですから、そんな環境で英語を得意になるには、自発的に英語に触れにいく姿勢がとても大事です。

具体例としては、「スマホの言語設定を英語にする」です。これめっちゃ良いです。というのもスマホの言語設定を英語にすることでwebサイトやダウンロードしたアプリも基本的に全て英語になるので、必然と英語に触れる時間が爆増します。

もう一つの利点は「実際の使われ方がわかる」です。例えば、「win」という単語には「勝利する」以外に「勝ち取る」という意味があり

I won the gold medal.

などという感じで使われることは想定できるかもしれませんが、他にも

I won the concert ticket.
-ライブのチケットに当選した。

こういう使い方もされます。こういうことに気付けるのもスマホの設定を英語にするメリットの一つだと思います。

今回は以上になります。僕自身も元々英語が苦手でしたが、今では外国語学部で英語を専攻していますので、人生何が起こるかわからないものですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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