12. 〜ぎっくり腰について〜
こんばんは。
荒木魁人(あらきかいと)です。
今日はギックリ腰について書きます!
1.ぎっくり腰について
医療的には「急性腰痛症」と呼ばれます。
腰痛が発症してから1か月以内の状態を指し、一般に“ぎっくり腰”と呼ばれます。
この症状は、重いものを持ち上げたり腰をひねったりすることで突然発生し、痛みの原因は主に腰の関節、周辺の筋肉や靱帯に起因していますが、原因が不明なこともあります。
多くの場合、安静にしていることで自然に回復しますが、必要に応じて鎮痛薬や神経ブロック療法が行われることもあります。
また、急性腰痛症の背後には骨折や感染症、腫瘍などの他の病気が潜んでいることもあり、その場合にはそれぞれ適切な治療が求められます。
自覚症状のある人の中で腰痛を訴える人は男女ともに最も多く、日本人にとって一般的な症状であることが示されています。
急性腰痛症を予防するためには、日常的に姿勢に注意し、腰周りの筋肉を鍛えることが重要です。
2.原因
急性腰痛症の痛みの原因は多岐にわたり、老化や姿勢の悪さ、無理な力がかかることに起因する腰の関節のずれや椎間板の損傷、さらに腰を支える筋肉や腱、靱帯の損傷が一般的です。
また、椎間板ヘルニアや脊椎分離症、すべり症、腰部脊柱管狭窄症といった特別な病気が原因となることもあります。
加えて、圧迫骨折やがんによる病的骨折、感染症による背骨や椎間板の化膿も腰痛を引き起こす要因となるため、自己判断を避け、専門家の診断を受けることが重要です。
3.症状
腰に強い痛みが生じ、前後に曲げることが難しくなり、症状が重いと動けなくなることもあります。
また、臀部や下肢に放散する痛みやしびれを伴うことがあります。
安静にしていると痛みは和らぎますが、長期の運動制限は筋力低下を招き、腰痛を悪化させるおそれがあるため注意が必要です。
この症状は、重いものを持つときや起き上がるとき、さらに咳やくしゃみをした際にも現れることがあります。
痛みが1日以上続き1か月以内に治まる場合は急性腰痛症と呼ばれます。
さらに、感染症や腫瘍が原因の場合は、発熱や腰以外の痛みなど他の症状が現れることもあります。
4.治療
急性腰痛症は、安静にしていることで数日から数週間で自然に回復することがある一方で、治療方法として薬物療法やトリガーポイント注射、装具療法が存在します。
また、腰痛の原因が骨折や腫瘍、感染症などの特別な病気に関連している場合には、それに応じた適切な治療を行うことが極めて重要です。
ここまで読んでいただきありがとうございますʅ(◞‿◟)ʃ
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