2024年を振り返ったら、挑戦した先にある幸せを見つけた。
あけましておめでとうございます!
教育と社会をミックスする「自称」教育DJこと、月館海斗です。
2024年6月くらいから少しずつ教育DJという肩書きを名乗ってみたのですが、全く流行りませんでした。笑 文字通り「自称」でした。(「教育DJ」という意味が伝わりにくかったのかも?と反省しています。)
さて、そんなスベったことも含めて、2024年を振り返ると、noteのタイトルの通り、「挑戦した先にある幸せを見つけた1年だった」ということに気がついて2024年の尊さを感じたため、noteに書き溜めておこうと思います。
元々幸せだなーと思っていたけど、振り返ったからこそ、ジワジワくる何にも変え難い幸せがあったことに気がつきました。
時系列で1年を振り返る大切さ
年末に1年を振り返ると、どうしても新しい記憶が上書きされて、記憶に残りやすくなってしまうため、1〜3月ごろの記憶が曖昧になってしまいます。
そのため、私は時系列で振り返るようにしています。(これは、「本気のリーダーの朝会」という社会人と学生が毎週水曜日の朝に集まる朝会にて行った振り返りワークショップのワークシートです。(自作)
まだ振り返りとして間に合うと思うので、使いたい方は下記のデータをご利用ください。
このワークは、社内でも実施しましたが、自分自身の成長を実感できるだけではなく、相互理解にもつながりました。
これは、がむしゃらに一緒に頑張ってきたインターン生の言葉。
前だけを向いて走ってきたからこそ、「自分って何してきたんだっけ?」と立ち止まり、成長を実感し、今取り組んでいることに意味づけをしてあげられるタイミングなのかもしれません。
(学校内や組織内で実践してみたい方XやFBにて、ご連絡ください!)
ということで、私の2024年をダイジェストで振り返ります。
1月:100日noteはじめました。
100日noteは、1年前だったんだ、と衝撃を受けるくらいかなり前に書いたと思っていたら、つい最近。ちょうど1年前の今頃に始めたのでした。
ただ1年前〜半年以上前に書いたnoteが今でも読まれており、
2024年5月26日を最後に2024年はnoteを書くのを辞めてしまった(すみかの公式noteは不定期に更新)にもかかわらず、何と2024年の上半期になってもnoteは読まれ続け、1年間の総アクセス数は、20,000ビュー以上。
特にビュー数の多かったnoteを下記に残しておきます。
①「自分には取り柄がない」と悩む人が見つけた「いい人」の生き方
最初は全く伸びなかったけど、じわじわ読まれるようになったnote。もっとも不思議な伸び方でしたが、僕と同じように「いい人」だけが取り柄だと思っている人が多くいるのかもしれないと思いました。
②学校でDJデビューしたら、大滑りした上に、女子高生に「がんばるおじさん好きです!」と励まされた傷がまだ癒えません。
これは、初速も早く、最も反響のあったnoteでした。色々な人から「失敗をさらけ出すことの大事さを教わりました!」というコメントをいただきました。僕の最大の取り柄は、失敗を笑いに変える。失敗を怖いものと思わせない力であると気づかせてもらえたnoteでもありました。
③【#100日チャレンジ挑戦中】行動の積み重ねが僕を強くする
このnoteに関しては、書いたのが2022年8月15日という2年以上前の記事。にも関わらず、なぜかビュー数が多い。ただ「スキ」は全く押されないので、きっと内容はタイトルほど良くなかったんだと思う。笑
2月:念願のHigh Tech Highへ視察
やばい、すでに1500字近くも書いてしまった。このペースだと1万字を超えるため、もっとテンポよく書いていきます。
1年間、探究コーディネーターとして、いろいろな高校の「総合的な探究の時間」のカリキュラム作りに携わり、「何が探究学習として正しいのか?」という問いが生まれきたため、探究学習の最先端であるアメリカの高校「High Tech High」に行ってきました。
結論、「百聞は一見にしかず。『正しさ』を追い求めるより、信じて実践する。」という当たり前に出会いました。細かい探究学習やPBLのエッセンスは全てnoteに書き溜めたので気になるテーマがあればご覧ください。
ついでにシリコンバレーに見学に行けたことも非常によかった。世界中から起業したい人たちが集まり、熱狂する空間を肌で感じられたことがよかった。
3月:学校以外のサービス提供開始
2024年1月〜3月にて、札幌市内にある児童養護施設柏葉荘や新冠町商工会さんなどからも弊社のプログラムを導入したいと問い合わせをいただき、児童養護施設に住む子どもたちや新冠町や近隣の町に住む子どもたちへサービス提供もありました。
4月:苦いDJデビュー
先ほども取り上げたDJデビューは昨年の4月上旬でした。
何度でも読んでほしい超傑作。笑
先日も、「お話聞きたいです!」と連絡をくれて会いに来た高校生も「DJデビューnote読みました!面白かったです!」と言ってくれて自己紹介がてらに使い勝手がいいものとなりました。笑
そういえば、高校生の時から僕は、すべり芸が得意だったと今思い出しました。笑
初の自社製品!カードゲーム開発
4月下旬には、3年目を迎えた石川県の小松大谷高校での探究コーディネート。2年連続でオリエンテーション合宿に呼ばれ、今年はカードゲームを開発。この時から始まった商品開発は、気がつけば製品化までできました。
そして、半年後、製品化したものを札幌市内の中学校でも実践しました。
僕らも探究し続けている。大人が探究する背中を見せることが子どもたちの探究心に火をつける近道だと信じています。
5月:2000人の前でDJ再デビュー
DJデビューには、続きがあって、5月に市教委の方のご厚意で札幌市の2000人の前で生徒が入場するまでの間にDJをさせてもらえました。
再挑戦させてもらったことで、前よりも楽しくできて、失敗から成功に変えることができました。
6月:自分の惨めさを痛感した。
僕は基本的にネガティブ思考にならないよう、何があっても動じないように心がけている。だから、DJデビューが失敗しても笑いに変えようとしていました。
ただ、唯一2024年に仕事において、SNSで明かすこともなく、自分の中でソッとしまっていたことがある。それが2泊3日で行われた「START CAMP in上川」でした。
このキャンプ自体はスタートアップから自治体、大企業など様々なプレイヤーが集まり、「共創」を見つけることがゴールです。
全国から集まったプレイヤーたちは、勢いと志がすごかった。僕なんか相手にされなかった。150人以上いる中で、50名くらいが「私はこんなことしたいんです!」というピッチをして、仲間を集めて共創する時間がありました。そこで僕もピッチしたけど、誰一人集まりませんでした。僕の求心力のなさとビジョンの小ささに挫折を味わいました。
としばらく拗ねていたかもしれません。そんな時に一緒に参加した宮崎さんが優しく支えてくれたことで持ち堪えました。笑
6月:市教委と道教委からの仕事がスタート
札幌市教育委員会からは、すみかとして市立高校コンシェルジュの仕事がスタート。市立高校の魅力発信のため、広報活動や高校生自体が記者となり、記事を作り発信する活動も行いました。
また、北海道教育委員会では、高校教育課キャリア教育指導係という部署にて、専門高校と産業界をつなぐ、産学連携コーディネーターに任命をしていただきました。
7月:30歳になりました!
7月に入ると、探究コーディネーター先の学校祭へ参加するなど、少し落ち着いた日々を過ごし、7月26日に30歳を迎えました。
8月:3年連続北海道マラソン完走!
「もう走りたくない!」というくらい去年が辛かったのですが、気がつけば、申し込んでいるのがマラソンの不思議なところ。今年も奥さんと完走することができました。今年はいかに。。。
9月:教育BAR@NoMapsにて参加者150人超え!
NoMapsでは、毎年NoMapsEDUのスタッフとして、関わらせてもらっています。2023年から9月の教育BARをNoMaps内でコラボ企画として実施させてもらっています。
NoMapsに貢献できるのは、教育BARくらいしかない!という自負のもと、色々な登壇者にお声がけさせていただき、10名を超えるバーテンダーと150名を超える参加者で一緒に教育BARを盛り上げることができました!
もうこの先もこの盛り上がりは作れないんじゃないかというくらいNoMapsの熱狂が教育BARに伝播したイベントでした。
10月:すみかの初社員が入社!
6月には、「こんなんだから1人社長なんだよ。」と自暴自棄になっていた時もあったのですが、9月の上旬?くらいに採用募集もしていない弊社のHPに「すみかで働くことができませんか?」というお問い合わせをいただきました。その方は、元幼稚園教諭かつ最近までスタートアップで働いていたという変わり者。笑
でも、教育に対する想いやすみかに対する想いをまっすぐ話してくれて、何度か面談を重ねたのちに採用が決まりました。
入社初日にクラーク高校にて「進路相談フェス-canau-」の初全学年対象&2部開催というハードな初日を迎えました。笑
色々と整っていなかったすみかを整えてくれているのが石田さんです。
おかげですみかは爆速成長中です!
彼女の考え方や子育ての姿勢は僕自身が学ぶことが多いです。ぜひこちらをご覧ください。きっと石田さんのことが好きになります。
10月:結婚式&ウェディングパーティー同日開催!
結婚してから2年越しの結婚式。起業して間もない頃は結婚式をする余裕もなく、2年経つと「結婚式ってする意味はあるのだろうか」と奥さんと真剣に悩み、家族や周りのためにやろう、と決意しました。
本当は、これを一番SNSで発信したいんだけど、発信するには、大きすぎて、何か言葉にすると、大事なことを逃しちゃいそうで、あんまり発信できていませんでした。
ただ、1つ言えるのは、「ここまで支えてくれたみなさま、ありがとうございます。」ということでした。
こんなに準備してきて、来てくれる人たちがこんなに楽しみにしてきてくれて、溢れ出る幸せと豊かさを一緒に感じられた家族や親戚、友人、仕事仲間と過ごせた1日は最高でした。
結婚式でさえ、準備するのが本当大変なのにも関わらず、ウェディングパーティーという結婚式とは異なる催し?を開催しました。笑
ただ、振り返るとたくさんの写真で溢れかえったため、別noteを書きました。
結婚式の様子はこちらをご覧ください。
11月:初の仕事で海外へ!
11月には、すみかとして、初めて仕事での海外出張へ行ってきました。しかも、高校生を連れて、初海外の伴走支援。CHINA AIRLINESさんにスポンサーになっていただき、高校生の初海外を応援するプログラムを実施できました。
12月:厚岸翔洋高等学校の成果発表会が素敵すぎた!
12月は、プログラムもほとんどなく、次年度に向けて少しずつ準備を進めることが多くありました。その中でも伴走支援3年目を迎える厚岸翔洋高等学校が、文部科学省の事業であるマイスターハイスクールの成果発表会を行いました。
そこで、生徒たちが3年間で学んできたこと、生徒が地域に貢献する様子をプレゼンしてくれました。また、そこで私はファシリテーターとして、生徒と町の方々と学んだことや厚岸の未来についてパネルディスカッションを行いました。
基本、学校はこういった発表会のプレゼンは、入念な準備を行い、原稿まで用意をするのが一般的です。アドリブ9割のパネルディスカッションは、非常にリスクが多いため、あまり教育委員会が実施するケースは多くないようなのですが、生徒たちも含めたアドリブだらけのパネルディスカッションを行いました。
生徒たちが堂々と僕の質問に応えており、聞きに来ていただいた教育委員会の方々も笑うシーンがあるなど、先生にとっても、生徒にとっても、新しい境地に出会えたのではないかとファシリテーターとして自負しております。
番外編:延べ2000人を超える生徒へサービス提供!
載せると、3倍の長さになるため、株式会社すみかの取り組みはこちらのnoteをご覧いただきたいのですが、
と、少しずつ私たちが提供できる教育関係人口も増えてきました。
仲間と挑戦した先にある幸せを見つけた。
いろいろ、今までにない挑戦をしてきたら、その先にある幸せにたくさん出会えました。きっと色々な人たちと挑戦しなかったら見えなかった景色にもたくさん出会えました。
僕だけでは、挑戦した先の幸せに、きっと出会うことができなかったと思います。
2025年は、今見えている景色をより鮮やかに彩りを作れるよう、素敵なメンバーと歩んでいきたいと思います。
こんな長いnoteを最後まで読んでいただけたことに感謝いたします。
ありがとうございました。