普通の人がGreat Teacherになるアメリカの学校
今日は、Global Teacher Program in High Tech High Day2でした。
ハイテックハイの学びが濃すぎて、毎晩意識朦朧としながらnoteをかいております。笑
ハイテックハイの先生が素敵すぎる。
1時間目にPatt先生にインタビューをしました。
Patt先生も昨日紹介しましたJohn先生同様木工が好きで、プロジェクト「On our tables」という栄養に関するテーマで、箱作りなどを行います。
彼もとても明るく寛容な方で、「The 人格者」という言葉がしっくり来る方です。そんな彼に参加メンバーから色々質問させていただきました。
これは、アメリカが多様性に溢れた文化があるからでしょうか。でも、そう言うと「日本にだって、多様性はある。」という方もいるでしょう。私も日本にだって、日本人がほとんどいる環境でも多様性があると思う派です。
先生「個々人がベストトライしているかどうかを評価しています。」
Patt先生はさらに続けて、
100人以上の先生と会ってきましたが、こういった考えを持っている人にはまだ出会っていません。もっと日本を探せば、こういったことを言う先生がいるかもしれませんが、あまり多くはありません。
「高校生のときは普通の高校生だった。」
だからこそ、きっと何か彼は教育に関心を持つきっかけとなるような原体験があるのではないかと気になりました。なので、どこに日本の公立校では見たことがない教育を実施する先生の原体験があるのか聞いてみました。
この言葉を聞いて、すごく安心しました。
あ、崇高で、特質すべき何かがあるのかと思っていたけど、これは後天的だってことに、安心んしました。意外とすごく素敵だと感じた先生でも特質する彼にしかない過去があるわけではない。むしろ、生徒にどうなってほしいかを願って行動する。そして、願うけど、生徒に求めない。一切生徒のせいにしない。生徒のことを一ミリも悪く言わない。それを徹底しているように思いました。
先生が人生を楽しむことが大事
そして、重ねて彼はこの学校で働く意義を教えてくれました。
HTHとしては、美しい作品を作るを大事している。学校としての前提(理念)があるからこそ、先生は、生徒が取り組むプロセスにフォーカスできる。そして、先生自身が自己決定をしてきていることが先生が楽しく仕事をしていることにも大きく影響している気がしました。
というのも、今日はお昼休みに Japanese Snack Partyをしました。
参加者全員が日本からお菓子のお土産を持ってきました。
ひらしんさん(当プログラム主催者)が生徒たちに投げかけたところ20人以上が来てくれて教室が溢れ返り、外でシートを引いてご飯を食べるほどの人数になりました。
その中で一緒にお昼ご飯を生徒2人とライフイズテックの小森さんと食べました。その時に学校のことや将来のこと、趣味など色々話をしていました。すると、そのうちの1人が「あんまりものづくりが得意じゃないから大学に行かずに職業専門校に行くんだ。」と話してくれました。
おお!98%大学進学するハイテックハイにとっては超レアな存在!なので、あえて「正直学校のいいところと改善してほしいところどこ?」って質問をしちゃいました。笑
すると、生徒は悩みながら「あんまり嫌だと思うところはなくて、むしろ、先生たちが楽しそうに教えてくれるところがいい!」と言っていたことで明確になりました。
そうだ。生徒も人間だ。当たり前だけど、生徒にも感情があるし、先生が楽しそうにしていることで、生徒も学ぶことが楽しくなる。ハイテックハイにいると、当たり前のことを当たり前にやっているということに気がつきました。生徒にも感情があるから、その生徒の感情が動く瞬間を作り続けるように生徒のことを考えて、関わり続ける。
こういった考えを先生になってから身につけている先生がハイテックハイにはいることが救いだった。
文化の違いで片付けない。20年以上かけて、この学校の文化を守り続けられるように努力している人がいる。そして、現時点でのハイテックハイ以外の学校では日本と変わらない学校制度あることもアメリカの文化であると片付けらえれない要因であることに気が付かされました。
ということは、日本でも似たような取り組みを行えるのではないかと思いました。なので、まずは自分たちが大事にしたい教育観を言語化するところから始めたいと思いました。
今日で100日noteを始めて50日が経ちました!
何とか続けることができました。
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明日から折り返し頑張りますし、さらにあなたのためにもなるような情報発信をしていきます!
最後まで読んでいただきありがとうございました。