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裸電球

 裸電球の温もりを
 いま君に届けるよ

 装飾のない灯りは
 「味気ないね」って
 周りは言うけれど

 シンプルで純粋な
 淡い色した光の筆は
 柔らかな曲線を描くんだ


 眠らないネオンは
 君を疲れさせてばかり

 途切れない都会の輝きは
 君を縛り続けてる


 僕にはこれしかないけれど
 君には物足りないかもしれないけど
 
 暗闇に咲く一輪の花のように
 これから歩む道だけを照らすよ

 僕にはこれしかできないけど
 君には華やかな方が似合うだろうけど

 秋香る夜の舟に乗って
 あの日話した夢へ漕ぎ出そう
 
 

皆さんから大事な大事なサポートをいただけた日にゃ、夜通し踊り狂ってしまいます🕺(冗談です。大切に文筆業に活かしたいと思います)