営業をやりたい人って多いの?
株式会社アタックス・セールス・アソシエイツが2019年4月23日に発表した「日本の営業実態調査2019」の結果によると、営業職をやりたかったと回答した割合は約40%でした。
ちなみに私は営業職が社会人スタートでしたが、働く前は「やりたくない仕事」でした。
どちらかというと、企画関連をやりたかった記憶があります。しかし、いざ営業を経験してみると「やりがい」を感じるようになり、同時に面白さも感じるようになりました。
この調査結果によると営業職に就いた理由No.1は「やりがいがありそうだったから」とのことですが、私は気付けていませんでした。
どうしても営業に対するイメージがよくなかったからです。
コミュニケーションに対して不安はなかったですが、営業という仕事自体にブラックなイメージは強くありました。
では、なぜ働く前は「やりたくない仕事」だったのに、働いてみたら「やりがい」を感じることができたのか、昔を思い出して書いていきたいと思います。
なぜ、営業をやりたくなかったのか
私がそういう気持ちになっていたのは10年以上前の感覚になるため、今の若い人たちと比べると乖離はあるかもしれませんが、なんとなくつらそうという印象は強かったです。
2014年のアンケート調査ですが、営業マンに対してつらそうなイメージを持っている人は少なくはないようです。
当時はWebマーケティングも浸透していない時代だったので、「個人宅に訪問する営業」は今より多くありました。
モノを販売する術が営業マンを通して行うのが主体だったため、営業マンの求人は多く、ハードルの低い職種でもありました。
結果的に、押し売り営業マンの存在が目立ち、営業に対するイメージは悪かったのだと思います。
時代は変わり、B2Cで求められる営業の役割も変化しました。
単に売るだけの機能であればECで十分となり、個人に直接営業する仕事は少なくなりました。
そういう背景もあって営業職に対するイメージは昔に比べると変わっているかもしれません。
どうして営業にやりがいを感じたのか
実際に働き始めてどうだったのかというと、イメージしていた営業職とは異なっていました。
入社前は前述の通り個人宅へ押し売りをイメージしていましたが、法人営業は全然違うのだと感じました。
考えて見れば当たり前ですが、当時の認識レベルはその程度でした。
そして思ったよりもガン詰めされるものでは無いのだと感じました。たまたま入社した会社が緩かったのかもしれませんが、大手企業に転職してからもその印象に変わりはないですね。
やりがいの話になりますが、このアンケートは営業以外の職種も含まれているので、前述のアンケート結果と比べると営業職はやりがいを感じやすい仕事なのだと思います。
マーケティングも経験した身としてはやりがいを感じる回数は営業の方が多く感じれます。
ただ、マーケティングと営業はやりがいの性質が異なりますね。
実は、営業は想像以上にお礼や感謝を言われたりするんですよね。
お客様と接する機会が多いので、珍しくない話なのですが、どうしても押し売りのイメージが強くてギャップを感じたのが懐かしいです。
そして何よりやりがいを感じる要素としては結果が目に見える部分です。
「目標を達成したとき」は充実感を感じることができます。
結果が見えやすい職種であることが、私にとって性に合っていました。
配属直後は結果が出せるか不安もありましたが、基本を徹底すればある程度の結果は出せることに早い段階で知ることができました。
さいごに
営業をやりたい人は私が思っていたよりも多い結果となっていました。
そして、他職種と比較してもやりがいは感じやすい職種なのではないでしょうか。
一昔前と比べると営業職も変化しています。
そして時代が変われば今後も変わり続いていきます。
しかしながら、お客様から感謝される部分や結果が見えやすい部分などは変わらずに営業職の特徴として残り続けると私は思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?