「朔風払葉」と半影月食の夜
「朔風払葉」と半影月食の夜
1年を72の季節に分けた七十二侯(しちじゅうにこう)によれば、毎年11/27〜12/1頃に訪れる季節のことを「朔風払葉」(きたかぜこのはをはらう)といい、北風が勢いよく吹き、木の葉を吹き飛ばす頃という意味だそうです。
朔というのは、北を意味し朔風は北風のことだそうです。
確かに今日は、冷たい風が吹いていましたね。
七十二侯には、美しい日本語がたくさんあり、子供たちに伝えていきたい表現を学ぶことかできます。
国語力の強化にも良いですよ。
ビーバームーン
11月30日の満月は“Beaver Moon(ビーバー月)”と呼ばれるそうです。
これは、ネイティブアメリカンがビーバーを捕まえるワナを仕掛ける時期という説と、ビーバーが冬の為のダム作りを始める時期という2つの説から名づけられたといわれています。
さらに今回、満月の瞬間を挟む時間帯には「半影月食(はんえいげっしょく)」が起こりました。
半影月食とは、月面から見て部分日食が起こっている状態です。
月食といっても月が欠けて見えることはなく、グラデーションのように片側が少し暗く見える現象で、例えると照明を半分隠したような状態だそうです。
しっかり見ようとしましたが、やや雲が多く月食を感じることはできませんでした。
12月30日の満月は「コールドムーン」です。
真冬の冷えた空気の中で見る月は、さぞ美しかろうと今から楽しみです。
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