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産業カウンセラー養成講座に通う9
■前のエピソード》
『産業カウンセラー養成講座に通う』表題にして、今回もやや違う所での話をしてみる。心理カウンセリングのヒントになりそうなので備忘録としても書いてみたい。
つい2,3日前、ややご年配の知り合いの男性が京都・大阪遠征にやってこられた。この男性を仮に『Yさん』とよぶ。
要件が終わる遠征最終日「午後にお茶でも飲まないか?」お誘いがあった。
僕はこの人とは催眠術スクールのイベントで知り合い、一目見てこの人からタダならぬ感じがしたために連絡先を交換してもらっていたのだ。
聞くとその昔ゴーストをやっていたという。天下にとどろく、かの有名なゴーストライターのことだ。この人の場合、どこぞの大学の有名教授が書いた原稿の本文を書き直すことをやっていたのだそうだ。
ここでいう『書き直す』とは、有名教授といえど文章を書かせると、堅苦しく難しい表現や理解しにくい文面になりがちなのだそうで、一般人が買って読んでみたいとはとても思えない代物になってしまうという。
そこでゴーストに依頼し、一般人が読みやすい言葉、言い回し、漢字に調整するのだそうだ。
今回はそんな異色な経歴も持ち合わせたYさんと、喫茶店でお話しする中で「お!」っと思う話があったのでそれを話してみたい。
前回のエピソードでは、僕が祝詞奏上・読経を日々続けている話をした。その中で、最初はただ真似事で読んでいた。しかし、現在は自分を見つめて読んでいる。というそんな話をした。
さて、本題
僕は最近ヘナをやり始めた。白髪がまばらに増えて10年。この10年で随分増えた。他人が見るとそうでもないらしい‥。
そんななか、知り合いから紹介制のヘナサロンを教えたもらった。
それをきっかけに宗教的習慣と思っていたことが、ヘナの特性や意味を知ることで、もはや宗教関係なくねぇ?と思える真事実を知るところとなった。
それは額(ひたい)にぬられたポツのことだ。
■関連するエピソード》
あのポツとも今回の「お!」という気付きは関連していると思う。
Yさんも、ハートに磨きを掛けることに興味がある。僕とは違う切り口からそういうことにアプローチしている。そこで、今度は僕がYさんにそのサポートとしてヘナが有効であることを説明した。その延長上での会話のこと‥
白へび
「今でこそ読経したり、真言唱えたりしています。お作法や意味を知ったからこそやるようになりました。
そもそも僕は、仏教は外来宗教だと思ってました。日本にはそもそも土着文化があるのに、何でわざわざ仏教なんだよ?と思ってたんです」
だから僕は御朱印を適当に集め始めた当初、神社の御朱印は求めるが、お寺の御朱印は求めなかった。そんな時期がある。
つづいて、白へび
「土着文化というか・・習慣ですね。
宗教として神道があったんじゃなくて。
習慣としてそれが在った所に、仏教が入ってくるとき、元々在った習慣を仏教と区別するために『じゃぁ神道って呼ぼっか』って感じの後付けですからねぇ」
Yさん
うんうん頷く。さすが、Yさんもこういう知識には精通しているようだ。
「土着習慣だから宗教って感覚じゃないね」
白へび
「神棚を自宅に作るとき、僕は宗教という感覚はなかったです。日本土着の単なる習慣だったと分かった後だったからですね」
Yさん
「最近は読経してるって、そういうことが出来るようになったのは、結局仏教にしても『宗教』と位置付けて見なくなったからじゃないかな?」
白へび
「・・そういえばそうですね。
『仏教』というくくりで観てないですねw
『仏さん』という感覚ですね。
般若心経(はんにゃしんぎょう)が何を言っているか知ったり、真言がどういう意味なのか?何で唱える必要があるのか知ったのが主なきっかけで。
それを知っていくときに『宗教』を学んでいるという感覚が無かったですね。
単なる興味心というか」
「お!」というのはこれらの会話に在った「もはや宗教という感覚が無い」という点だ。
もし、宗教だと思っていたら、僕は神社仏閣に興味が持てなかったかもしれないのだ。
これらの話から、無理やり心理的な話につなげるとすると、
『どんな認識を持って、それをやるか』
という点だろうか
何をするにしても、どんな認識で行動するかによって、問題と思えていたことが問題で無くなるということだ。
これは一般にスピ系と認識されがちな統合というモノにも繋がっていきそうな話である。
因みに、Yさんはややご年配で白髪が多い。ロマンスグレーを少し通り過ぎた感じがある。ヘナの隠された真事象についてお話したことでヘナに対する見方が変わった様子だった!、が‥
ヘナを頭に乗っけることには興味が無いと言われてしまった。
つづく
■次のエピソード》