ド直球にデレル言葉に耐えられるか！？TVアニメ「時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん」紹介します。

2024年11月21日 11:16

どうも貝Pです。今回は私的2024年夏アニメランキングで4位にさせていただきました時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん（通称：ロシデレ）を紹介させていただきます。ニヤニヤが止まらないですし制作陣によるギャグ要素が詰め込められていますし、学園内での出来事に青春ラブコメがギュッと詰め込んだ王道系の素晴らしいアニメとなります。このアニメを制作しているのは可愛いキャラの日常やラブコメといえばの動画工房さん！いつもお世話になっております！

あらすじ・感想

　いつも通り先ずは公式HPよりイントロダクションとあらすじをの1話の紹介を致します。

久世政近の隣の席に座るアーリャさんは、いつも彼に対して冷ややかな目線を向けている。
けれど、時々ボソッとロシア語で彼にデレていて……。
その言葉を政近も聞き逃しはしない。
なんと、政近はロシア語のリスニングがネイティブレベルだったのだ!!
気付いていないと思い込み、時々デレるアーリャさん。
そして、その意味を理解しながらも、気付いていないような振りをする政近。
ニヤニヤが止まらない、二人の恋模様の行方は——!?

公式HP　INTRODUCTIONより

アーリャは今日も、先輩からの告白を玉砕し、完璧超人と噂されていた。そんな彼女が普段と違う顔を見せるのは、とある一瞬、隣の席でだらけている政近に対してだけ。授業中に居眠りをしていたり、休み時間に禁止されているスマホを使ってソシャゲをしていたり。そんな政近に日本語では注意しながらも、時々ボソッとロシア語でデレた言葉を呟くのだった。しかし、そのロシア語の意味が実は政近に伝わっていて……!?

公式HP　STORY＃01より

　先ず1話がとてつもなく引き込まれます。勝手な持論になるのですが、それこそ1話は印象付ける中で最終話より大事なのではないかと思っております。世間も前は3話切りというところから今は1話切りが多くなっている、そこで観る価値があるかどうかで世間の評価は変わるかなと。そんな難しい中このアニメは1話で視聴者の心をギュッと掴む要素が多く、それこそこのアニメのタイトル通りのいきなり超絶美少女ロシア人が日本語でツン、その後ロシア語で本音を言ってデレル。ロシア語を理解していないと思いきや本当はロシア語が分かるからタジタジする。とタイトルを体現されているので非常に内容が分かりやすいところからスタートします。だって可愛い女の子が話している内容を自分だけがわかるってちょっと優越感も得られるでしょう！？（同意を求める）日本語字幕もつけてくれるので視聴者も政近と同じく可愛らしいアーリャも観れます。

　からのフェチズム心に攻撃をしてくる演出や個性的なキャラ達との絡みやちょっと過激なところもありますが茶番やコメディ要素などで緩和することで多くのファン層の心を掴み、シリアスな話を入れてワンパターン化などがなく、また毎話EDが変わったり（カバー曲で懐かしいアニソンから最近のSNSで話題の曲まで）と心奪われる方が多くなる演出構想には脱帽物です。細かいところまで丁寧に描く（それこそ綺麗なという表現や分かる人には分かる細かいネタを仕込んだり）スタッフ陣の努力も凄まじく感じます。ストーリーとしてはラブコメ+生徒会を主体とした話ではありますが、生徒会長を巡って内々で対決するのはまた珍しいなと感じました。それでも王道の軸はぶれていないように思いますので多くの人が楽しめるものだと思います。

　更にアーリャも日本語を話すときはちょっと固い雰囲気（見た目よりお姉さんぽく感じる）なのに、ロシア語で喋る時は柔らかく声質が高くなる（見た目より幼く感じる）のも視聴者もアーリャの感情が分かりやすく演技力の凄さが観ていて気持ちがいいです。声優好きの人であれば演じている上坂すみれさん＝ソビエト連邦・ロシアと連想されるくらいロシア愛が凄いのでまさしくピッタリでしたね。上坂すみれさんのX上にもロシア愛が非常に爆発しているので気になる方は是非ともチェックしてみてください。主人公である政近の家庭事情、実妹の有希の二面性のギャップの激しさ、アーリャの姉で過去の出来事が政近と関係ありそうなマーシャ、有希の従者でいろいろとやべぇ感がする綾乃、他にも個性豊かで魅力的なキャラクターが過ごす青春をのぞいてみてください。