宮廷内の事件はおまかせを。薬屋の娘が活躍するミステリー!TVアニメ「薬屋のひとりごと」紹介します。
どうも貝Pです。今回は私的2023年秋アニメランキングで1位とさせていただきましたTVアニメ「薬屋のひとりごと」を紹介させていただきます。3末までの2クールで放送されておりましたが最後の最後まで面白かったですね。自分を制するように考えながらも知的好奇心に勝てず、名推理(というか名洞察)で宮中の怪事件や未解決案を中心に解決するくすりやの活躍ぶりを是非ともご視聴くださいませ。
あらすじ
先ずは公式HPよりイントロダクションとあらすじを記載します。
このアニメ作品の世界観としては中国風な世界観で帝がいる時代。そこで一部の関係者、例外者以外、男が立ち入ることができなく女の世界となります。そこで攫われた好奇心知識欲とほんの少しの正義感を備わる薬屋の少女「猫猫(マオマオ)」が活躍するお話となります。
女の敵だらけの世界のためどうしても女同士の闘いというのが発生してしまいます。そして4夫人は命を狙われる立場。一人の夫人の毒見としてイキイキしながら口に運び主君の命を守るという危険な大役を担います。その中でいろんな宮中の噂や難事件、呪いと言わることまで関わることになります。
その中で良い意味でも悪い意味でも女の世界のことが見えてしまうのでそのことだけは猫猫もどうでもよくくだらないと思います。それ以外のことは嫌々言いつつも、なんだかんだで人の手助けになることは命じられたとはいえ全力で知識を奮い行動します。このアニメの事件の構成は1話1話毎の小さな事柄からが多いのですが、実は複数の事柄か1つの事に繋がっていて大きなことになっていたり、前関係者の人とも実は繋がっていたりと前の事件が伏線になっておりストーリー構成も大変すばらしい状況になります。宮廷だけではなく宮廷の外(所謂歓楽街的な花街)での事件もまだまだ少女の猫猫は遊女の、大人の女性の気持ちを察し学びます。それこそ事件は男女の事が動機でおこっていることもあり、猫猫の状況や考えが変化していく姿も見物です。それこそするなと言われることをしたら誰の前であろうと身分が上の方であろうと激怒します。
作画シーンも所々動作が非常に滑らかに動き、それこそ大事な場面でここぞというところで開放をされます。観てるこっちがゾクゾクします(はぁはぁ)。そのほかにも猫猫は珍しい薬草やお酒等とりあえず知的好奇心に勝てない場面が多く、シリアスのなかにもクスッと笑えるようなシーンも多くあり、考えさせられる話なのですが、誰でも簡単にミステリー系の作品に足を入れることができる作品だと思います。また猫猫は自分のためではなく自分の周りの人にも気を遣うシーンも描かれて心優しいと思うこともでき、また声優の悠木碧さんの絶妙な演技も年齢通りの幼い、しかい儚く冷静な話し方で年齢より大人びているシーンをより助長されており、声優大好き僕はキュンキュンします。
最後の話も薬屋の養娘になった理由、家族構成、何故こんなに頭が切れるのか、核心にあたる話もありまさにこれまでの集大成と言えるような話で切なくも儚い、そしてなんとも狂気じみたことを考えるのだろうと、最後まで目が離せなく大変面白いの一言です。
最後に
今回薬屋のひとりごとを紹介させていただきました。3末に放送された最終回のテロップに2期決定の発表され2025年に再度素晴らしいアニメに出会えるのを楽しみにお酒を飲み続けながら待ちましょう(大量摂取で死なない程度に)