高齢者の足腰の問題

高齢になるほど、体力、筋力とともに低下していくものです。
対策をしなければ、介護が必要となってきます。

十分な栄養摂取と運動で足腰の筋肉を鍛えることで、寝たきりになることを防ぐことができます。

十分な栄養とは、主にタンパク質(肉や魚、糖類や乳製品)とビタミン類(野菜や果物)をしっかりとることです。

高齢者は、毎日の食事が単調になってしまい、必要な栄養が不足しやすいです。
おにぎりや麺類など単品のメニューだけで食事を終わらせるのではなく、なるべく多くの種類の食品を取り入れるようにしてください。

少量でもいいので、多くの種類をバランスよくとることが重要です。
高齢になると料理を作ること自体が難しい場合があると思いますが、乳製品や豆腐など簡単に食べたり飲んだりできるものを買っておくと手軽にタンパク質を補給することができます。


運動は毎日続けることのできる、強さの運動で構いません。
効果的なものは、筋肉に負荷をかける運動です。

足腰を鍛える運動の代表といえば、スクワットです。

スクワットは、太もも(大腿四頭筋)やお尻(大臀筋)を鍛える効果が期待できます。
慣れないうちは、転倒しないようにイスや机を支えとして、手を添えて行いましょう。

強い負荷をかければかけるほど良いというものではありません。
負荷をかけることよりも毎日継続して続けられるかどうかが重要となってきます。

スクワットといえば、両足を地面についた状態をイメージされることが多いと思いますが、片足ですることも足腰の強化に効果的であり、さらなる効果もあります。

それは、バランス能力を強化することです。
年齢を重ねると、筋力だけではなく、バランス能力も低下してきてしまいます。
この両方を対策することができるのが、片足でスクワットをすることです。

スクワット同様に転倒に気を付けるために、いすや机などにつかまって行うようにしましょう。

運動の難易度が通常のスクワットよりもかなり上がるため、怪我をしないように細心の注意を払って行うようにしてください。

健康を維持するためには、運動と食事に注意して生活をしていくようにしましょう。

※情報引用元

自動排泄処理ロボットシルバーは介護における夜間の排泄処理の介護者の負担を軽減するために生まれました。
介護ロボット「シルバー」は、清潔で快適な排泄をお手伝いします。

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