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「あるべき論なんて捨てちまえ~」~人が変わるきっかけは、他の人には見えないもの~
2月4日の日曜日に、あるイベントに参加してきました。
この参加のきっかけは、noteで知り合ったkoujiさんで、不登校や精神的な悩みを抱える中高生を対象にしたトークイベントでした。
グループトークをメインで考えていることもあり、参加者は上限が10名という規模で、当社も微力ながらこのイベントに協賛させていただき、冒頭少しお話をさせていただきました。
―――ここからお話の内容―――
まず「世界の人口は何人ですか?」と問いかけると、ぼそぼそっとした声ではありましたが、Rくんが「75億人」と答えてくれました。
実際は「80億人」ですが、大枠正解です(笑)
次に「世界の自動車の台数は何台ですか?」と問いかけると、みんなが黙ってしまいました。
なぜならば、答えを知らないし習っていないからです。
そして何よりも、間違った答えを言ったら恥ずかしいと感じる環境で育ってきたところが大きいのだと思います。
でも、習っていないから答えられないわけではありません。
この後、だいたいは次の3つのパターンに分かれます。
①考えて自分なりの根拠を持って答える人
②当てずっぽうで答える人、
③何も言わない人(目も合わせてくれません笑)
多くの人は③ですが、少し話しやすさを感じてくれたRくんが②を選択してくれました。
答えは「3兆台」
私も「それはちょっと多すぎるなぁ~」と答えながらも、周りは笑いと拍手です。
ちなみにRくんは、能登半島地震の時に輪島市(震度7を記録)にいて、大きな揺れの直後にこたつに頭を入れ、その後すぐに家が倒壊したとのことでした。
「僕はあそこでこたつに入らなかったら、きっと死んでいたと思います」
―――――
話をイベントに戻しますね。
メインパーソナリティーを務めた、元ツエーゲン金沢の廣井さんが「この場では言いたいことを何でも言っていいし、言いたくなければ言わなくてもいい」と説明をしてくれました。
「あるべき論」は存在しない、安心安全な場なのです。
最後まで輪の中に入れずに、一言も発しなかった生徒さんもいましたが、ひょっとしたらトークの中から普段得られないことを学べたかもしれません。
何よりもこの場に足を運んでくれたことに「あっぱれ」なのです。
人が変わるきっかけは、他の人には見えないものです。
どんなことがきっかけになるか分かりません。
しかし行動していない人には、そのチャンスが巡ってきません。
一方で1ミリでも行動した人には、そのチャンスが巡ってくる可能性が生まれるのです。
だからこのイベントに参加した人は、み~んな幸せになる可能性がアップしたのです!
noteのご縁で、こんな素敵な場にご一緒させていただき改めて感謝です。
koujiさんありがとう!!