新たな介護用パジャマ製作中
ニット生地(伸びる素材)で、さらにズボンは両脇が全開するパジャマを作っています。
寝たきりの方がスムーズに手を通すことができ、さらに尿道カテーテルを留置中もズボンの脇から通すことができ、腰を上げずに楽に履ける形にしています。
今回も、ご要望があり試行錯誤をして作っています。
「こんな形のパジャマを探すだけでもなかなか見つからなくて。あったと思ったら、あまりにも悲しいデザインで・・・」と、実際に介護をする立場の方からの率直な言葉を聞きました。
「ぜひ、作らせてください」と、前のめりになって今に至ります。
パジャマのトップスは痩せた首元をカバーするためにスタンドカラーにし、腕を通しやすくするためにアームホールを広げました。パッと見パジャマに見えないデザインです。伸びる素材でもありこれならまずストレスなく着脱ができそうです。
ズボンは面ファスナーを使い開閉できるようにしています。
選んだ面ファスナーは角を丸くカットしていますが、実際につけてみると素材が硬く感じ、皮膚を傷つける危険がありそうなので、柔らかいタイプのものを取り寄せているところです。
一つ一つ気になるところを確認しながら作っています。
できあがったら、ご紹介しますので見てください。