おしゃれ介護衣類 りゅうぐうのつかい
コロナの感染者がまたも増えてしまっていますが、落ち着いたらお出かけにおすすめの場所があります。 赤ちゃん、子ども、高齢者、車いすが必要な人。このようなメンバーでみんなが楽しめる場所ってすぐに浮かびますか? 私は4世代で出かける機会もよくあり、みんなが満足できるところを探すのにかなり苦戦しています。 でも、あるものです。 そこは、埼玉県にある「花園フォレスト」というアウトレットのお菓子やパンなどを販売しているテーマパークです。 ヨーロッパの邸宅をイメージしたおしゃれなロー
ご無沙汰していました。 みなさま年末年始はいかがお過ごしでしたか。 お訪ねいただき嬉しいです。 今年はどんな自分になりたいかと考えた時に浮かんだのはこれです。 「日々の努力が出来る自分になりたい」 自分に甘い私なので、今まで逃げていた苦手なことにも挑戦していこうと思っています。 コツコツとした努力が苦手で、子どもの頃から夏休みの宿題は最終日に手を付けて終わらないこともあるぐらいでした。 お尻に火がついてやっとやる気が出るタイプです。 毎日「コツ、コツ」と、小さくて
先週の3日間、介護衣類の展示会を開催しました。 想像の何倍も皆さんが喜んでくれて、私にとって忘れられないような充実した時間になりました。 介護衣類を作り始めてから3年。介護の現場で感じた衣類に対してのさまざまな思いがありました。 介護される人だけでなく、介護する人にとっても負担が少なく、明るい気持ちになれる服があったらとの思いから、いろんな人の力を借りて何とか形にしてきました。 途中、何度も「これをすることって意味があるのかな? ほんとに必要とされる日がくるのだろうか
試行錯誤をして形にしてきた介護衣類の展示会を行います。 小さな展示会です。 💎寝たきりの方と介助をする方の気持ちが明るくなるようなケアドレス(外出着にもなるワンピース型のパジャマ) 💎1枚で4つのデザインを楽しめる4WAYシャツ 💎お出かけする前からワクワクするようなウロバッグカバー(尿を貯める袋のカバー)などを展示します。 介護衣類に興味のある人にも、ない人にもこんなものを作っていると知ってもらえる機会になれば嬉しいです。 皆さんにお会いできることを今から楽しみ
バッグの中身は、なんと尿です。これはウロバッグカバーといいます。 入院して尿の管を入れらることはよくあります。その管からで出た尿は採尿バッグというものに貯められるのですが、そのカバーです。 ウロバッグは観察のため透明なビニールの袋のため、普段人に見せたくない尿が見えてしまうのです。車椅子に乗って出かける時、人に会う時は隠したいですよね。 で、普通のバッグにしか見えないようなデザインで作ってみました。 尿を隠すことは大事ですが、逆に尿を簡単に観察できることも大事という矛
今回もご注文をいただき、ショート丈のケアドレスを作りました。寝たきりの方ではないため、歩きやすいように丈は短くしています。 ケアドレスはパジャマ(ネグリジェ)であり外出着にもなります。特に寝たきりで自力で動くことのない方には、こんな形での着方を提案したいです。 それはケアドレスのボタンを外して羽織り物に見立て、中には好みのストールを体の前面で広げるだけ。着替える必要がなくパッと見インナーにみえます。簡単にイメージを変えて楽しむことができます↓↓↓ 違和感がないです。
ご要望で作った介護用パジャマを発送すると、すぐにメッセージをいただきました。これから寝たきりの方に着ていただくのですが、その前の時点で感想を長文でいただきました。一部をご紹介します。 「かなりクオリティーが高いですね。本当に丁寧に作られていて、肌触りも柔らかくて上質の品だと思いました。ボタンの予備や、フロントタグ(ズボンの前後がわかるよう)も、ネームタグまで。ありがたいかぎりです。 こんな衣類は他にないので、これが世の中に知れて行けば、本当に今まで例をみない介護服になると
今、ご要望があったパジャマを作成しています。 ご要望の1つに、尿の管(膀胱留置カテーテル)から繋がっているチューブをズボンの脇から出せるようにしたいというものがありました。 通常のズボンの場合はウエストからチューブを出すしかないのですが、その位置でチューブが折れ曲がったりすると尿が流れなくなり膀胱に溜まり続けてしまうことがあります。 また、カテーテルの一部は下腹部や太腿に固定されていますが、その位置から自然に尿がチューブ内を流れ、バッグに溜まる道筋があるといいのですが、
ニット生地(伸びる素材)で、さらにズボンは両脇が全開するパジャマを作っています。 寝たきりの方がスムーズに手を通すことができ、さらに尿道カテーテルを留置中もズボンの脇から通すことができ、腰を上げずに楽に履ける形にしています。 今回も、ご要望があり試行錯誤をして作っています。 「こんな形のパジャマを探すだけでもなかなか見つからなくて。あったと思ったら、あまりにも悲しいデザインで・・・」と、実際に介護をする立場の方からの率直な言葉を聞きました。 「ぜひ、作らせてください」
コロナの影響で病院へ直接面会にいくことが出来ない状況になってしまいました。今はオンラインで面会という方法で、患者さんとご家族がコミュニケーションをとることが多くなっています。 そんな時画面に映る患者さんの姿がパジャマや浴衣ではなく、Yシャツにネクタイやブラウスにアクセサリーなどの華やかな姿だったら、その時間は着ているものの話題などからいつもより明るく楽しいものになりそうです。今回はそんな状況にぴったりの服をご紹介します。 座位がとれない寝たきりの方がYシャツやブラウスを着
70代以上の女性たちの集まりで出た話です。 「どんなアクセサリーが欲しいか」と、いう話になったところ、みなさんが揃って言ったのは「大き目のアクセサリー」でした。 デザインよりもまず大きさ?って思いますよね。そうなんです。まずは、視力の低下の問題があり、きゃしゃなデザインのものだと失くしてしまうからだそうです。それにきっと、身に着けていても自分も同年代の人も認識しにくいのかもしれません。 驚きの発想ですね。でも、自分に当てはめてみるとわかる気がします。年齢とともに体への負
天然竹繊維マスクブルーが人気です。 昨年の白のストライプマスクにつづき、今年はパワーアップして夏マスクを作りました。これが、使った人から凄くいいと言われています。 2121プレミアムマスク改良ポイント 💎竹素材が20%UP! 昨年のタイプよりハリ感があるので暑い日の呼吸がラク 💎リッチ感が漂う りゅうぐうのつかいのロゴが入りました! 💎ゴムがグレーでお洒落度UP 竹のパワーで抗菌・防臭・保湿・吸湿効果があります。肌の弱い方やお子さんにも人気で、これしか使えな
先日ご紹介した、日本初の障害のある方のファッションおまとめサイトUniMode (ユニモード)に掲載されました! 「ユニバーサルファッションブランド」のコーナーに、りゅうぐうのつかいが載っています。 今回はサイト管理者さんからご連絡があり実現しました。ご自身のご病気やケガがきっかけとなり、「見れる、調べる、楽しめる」「どんな人でもファッションや生活すべてを楽しみ、人生をより素敵なものにするお手伝いが出来れば」と、サイトを立ち上げたようです 体の制限があると服を購入する
友達と昔のことを話す機会がありました。 彼女は幼い時に入院していた時期があり、その頃の出来事がきっかけで福祉関係の仕事に興味をもったそうです。 私は気になって「その時の医療従事者で心に残る人はいるの?」と聞いてみました。すると「リネンのおばさん」という意外な言葉がでてきました。どういう人かというと、病室のシーツや枕カバーなどを補充する仕事をしている人です。 その人はいつも彼女を見ると「手伝ってくれる」と、声を掛けて一緒に布団にシーツをかけたり、シーツを畳むのを手伝わせて
障害を持つ方のファッションの情報が載ったおまとめサイトが出来たそうです。 サイト名は UniMode (ユニモード)です。 今までありそうでなかったサイトです。 知ったきかっけは、サイトの管理者の方から連絡があったからです。私の取り組みに共感してくださり、掲載しませんかとのお話をいただきました。とてもありがたく喜んで受けさせていただきました。 多くの人は日ごろ障害のある方のファッションについて考える機会はないと思います。また、障害をお持ちの方に私の作った服を直接お
後から聞いて驚いたのですが、私の知らないところでケアドレス(寝たきりの方向けの介護用衣類)座談会のようなものが開催されていました。 以前にケアドレスを購入された方が、商品を紹介したいと開いてくれたようです。しかも、8人も集まってくれたようです。楽しくいろんな意見交換ができ、さらに主催者さんがお昼ご飯までふるまってくださったようです。知らなかったとはいえ申し訳ないような、ありがたすぎるような気持ちでいっぱいになりました。 集まった方々は70~90代のご高齢の女性です。寝たき