介護認定の時の我が家なり考察①
家族で介護が必要になった。
まず、役所の「地域包括支援センター」に相談。介護認定を受けるようにしましょう。
介護認定は、申請してから調査、面談、審査があり、申請してから1か月かかる場合もあります。
今回は、介護認定を受ける際のポイントをご紹介します。
・面談でおさえてく事
介護認定の審査を申請すると、役所から調査員の方が来られて、被介護者(介護を必要とする方、我が家の場合はツマ父、ツマ母です)と話をして、認知症の場合は受け答えなどの確認。身体的な介護が必要な方には、歩行の状態や体の動きの確認をします。
本人への質問の内容は、
「お名前をお聞かせください」
「生年月日をお聞かせください」
「今朝は何を食べましたか?」
「私(調査員)が来るまでは何をされてましたか?」
「(例えば右手を指一本立てて挙げて)同じ動作をして下さい」
「(部屋の端から端まで)歩いてみてください」
などです。
また、面談の時には、家族の同席が求められるのが一般的です。
被介護者の方との面談だけでは、普段の生活の状況は判らないので(認知症の方の場合は特にですよね(-_-;)・・・)
ここで、日々の苦労話や愚痴、悩みを話したり、伝えたくなるかもしれませんが、重要なのはそこではありません。
伝えるポイントがいくつかあります。
・本人ができる事、出来ない事
例えば、
着替えは自分で出来るか
洋服を自分でタンスから選んで出すことは出来ないので、用意すれば自分で出来るのか。着替える順番も間違えるから付き添っていないと着替えられないか。自分では着替える事が出来ないのか。
着替えだけでも、人によって違います。
お風呂は一人で入れるか
一人だと体が洗えない、けど石鹸の付いたタオルを渡せば洗えるのか。洗う手伝いをしないとダメなのか。
その他にも、
歯磨きは一人で出来るか
トイレは自分で行けるか(失禁など)
食事は一人で食べられるか
重要なのは、本人はどこまでは出来る、どこまでは手伝わないと出来ない事をちゃんと伝える事です。
介護度は、その人にどのくらい介護(助け)が必要か。家族にどれくらい手間がかかっているかです。
「時間はかかるけど、一人で着替えられます。」と言っただけでは、時間はかかっても出来ていると受け取られるかもしれません。でも、着替えで1時間かかっているのは、生活に支障が出ますよね。
我が家の認定調査の時には、調査員の方がうまく質問してくれて、介護の手間を聞き出してくれる事が多かったと思いますが。そこは、やはり調査員の方次第なので、出来れば調査の前に、「日々の生活で手伝わないといけない事」、「○○はここまでは出来るけど、ここまで手伝う必要がある」と言った事をメモしておいた方が良いと思います。
続きの記事②では、認定の時の「医師の意見書」についてお伝えしたいとお思います。ぜひ続きの記事もお読みいただけると嬉しいです。
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