ピアカウンセラー
聞いたことがあるでしょうか?福祉の仕事をしている方でも知らない方は多いかもしれません。
ピアカウンセラーとは、対象者と同じ障害、病気を持つ人がカウンセラーとなり、自立支援等を行うことを言います。私は学生時代、障がい者の入所施設に実習に行ったのですが、そこで出会ったのがピアカウンセラーさんでした。
私がお世話になったのは、2名。それぞれ視覚障害と下肢の麻痺をお持ちの方々でした。
施設に入所されていた障がい者の皆さんは、ご自身のハンディを受け入れて前向きに生活されている方々でしたが、学生だった私はどう配慮して会話をすればいいかわからず、実習に苦戦していました。
それを見た実習担当の職員さんが、実習内容を一部変更して、ピアカウンセラーさんとの面談を入れて下さいました。
ピアカウンセラーさんの支援相手はあくまで入居者様ですが、その施設では職員も対応に困るとピアカウンセラーさんに相談していました。
職員と入居者様の懸け橋になっていたのです。実習生の私の悩みにもしっかり向き合ってくださいました。障がい者の立場からのアドバイスはとても参考になり、助言をもとに、対応の仕方を見直していきました。
その経験から、もし自分がこの先の人生で、ハンディを負ってしまった場合は、絶対にピアカウンセラーになろうと決めています。同じ立場だからこそできる支援があるはずです。
介護の世界には、いろいろな仕事があります。自分にあった仕事を、ぜひ探してみてくださいね。
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