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この道を行けばどうなるものか。どうせ行くなら自分で選んだ道がいい
2011年12月のツイートから。震災から9ヵ月後くらいの頃。当時、被災地支援団体のお手伝いをしていました。
被災地の妊産婦さんが安心して産前産後を過ごせるよう、東京の助産院での受け入れを行うプロジェクトでした(なぜここのお手伝いをすることになったのかは、また後日書こうと思います)。あの時、非常事態の中で、なにか自分も役に立たなければいけないという気持ちが、私だけでなく日本中にあったと思います。
地震や津波の問題だけでなく、放射能の問題が大きく取り上げられる中、事態は複雑になっていきました。東京に住む私も、スーパーでなにを買っていいかわからない。そんなことに、イライラしたりもしていました。
分断、対立するのはある意味簡単で、それはいけないことだとわかっているから苦悩する。自分とは違う価値観や選択がたくさんある中で、全体としてひとつの意思を持たなければいけないとき、どうするのか。そんな時、対話は有効だけど、最後は無力かもしれないと思ってしまう。
この道を行けばどうなるものか。どの道を選んだってわからないけど、どうせ行くなら自分で選んだ道がいい。全体の意思に委ねる、みたいなことがとても苦しい。自分がとことんそんな人間だということを、2017年12月の今も感じていて、変わらなさがおかしくて残念でちょっと悲しい。