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裸になる理由 草案について

父親51歳、母親38歳で誕生した私の家庭は、圧倒的に子離れが早かった。 母親に認められたかった、自分のことを知って認めて褒めて欲しかった。愛してもらった記憶はたくさんあるのだけど、もっと私の話を覚えて聞いて欲しかったみたいなふうに思っていたことを記憶している。 誰にも吐き出すことのない私の日常や気づきは、吐き出す先が紙だった。 毎日のように日記を書いて、小学生の頃は後ろ黒板に張り出した。 先生は読んでくれなかったけど、毎日きちんと読んでくれる男子がいたのを覚えてる。 (今に

    • 2024年10月

      2024/10/01 内定式の後の懇親会に参加。 大学4年生の初々しさと鋭さにあてられた。 2024/10/02 中目黒の駅から見る、夜、帰りのホーム車と信号がチラチラ光りながらわたしを振り向かせる。 2024/10/03 サルイアモールというお店でスペイン料理をたべました。 ずっと行きたかったお店。 フィンランドでソリチュードをしたいことや、坊主にして一度髪を捨ててみたい話などをした。 2024/10/04 夜中、わたしに足りないものは管理だと言われた。 手本がなくて

      • 2024年9月

        2024/09/01 ゴルフコンペに参加した。 飛距離がどうにも問題でなかなか気持ちよく飛ばせないのが私のゴルフ。スポーツにハマったことはないけど、ゴルフなら楽しいかも知らない。 母親のお下がりの、60代に愛されると称されている英国のブランドのウェアを着た。 2024/09/02 こんなにやりたいことがいっぱいあって幸せで、仕事もプライベートも考えなきゃいけないこともあって、仕事で求められることも多くて、幸せ、幸せ、幸せな気がする。 でもそれのせいで、何か捨てなきゃという

        • 2024年8月

          2024/08/01 映画をチームで観に行く。 途中エコノミー症候群みたいになった。半年ぶりの映画館だった。 デートでよく映画館に行っていたのだけど、デートする相手もいなくなって、いまは会社の大切な仲間と映画を見ている。 どちらも幸せだと思う。 2024/08/02 中田敦彦のゼノ、というカードゲームにハマり、チャミスルと共に朝6時まで飲んだ。 ナンジャモンジャとカタンの次に、私が勝てるカードゲームかもしれない。 2024/08/03 川で放流釣り。 暑すぎて朦朧としなが

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        • 2024
          10本
        • 2023
          12本
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        • 随筆まとめ
          14本

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          2024年7月

          2024/07/01 入社してからずっとお世話になってる先輩たち、神7みたいな人たちと飲み会。 気がついたら部署で上から数えた方が早くなっていて、役職っていう冠もあって、感慨深い。 私はここにいてもいいのかな。 2024/07/02 選ばれたい。選ばれたら求められたくなる。求められたら約束が欲しくなる。 私だけを愛して欲しいけど、ずっと私を愛することを望んではいけないと、この前本に書いてあったもんな。 2024/07/03 会社の焼肉を食べながら、部下が部下を持つことの感

          2024年6月

          2024/06/01 天気が良かった。 2024/06/02 月に一回BLを10冊くらい読み漁るんだけど、それだけでKindle Unlimitedに入っている価値がある。 2024/06/03 おっさんに壁ドンされて向かう職場へ。 気づいたらまた月曜日が来るんだ。 2024/06/04 目まぐるしい日々です、あなたはどうですか。じぶんの全ての細胞が旧友の知らない私のそれになってしまったような気がする今日ですが、生きています。いつかまた会っても綾乃のままだねと笑ってくれ

          2024年5月

          2024/05/01 たこ焼きにキムチを入れると、とても美味しい。 美味しい日本酒に酔って、あたしたちはゴールデンウィークの真ん中も有給をとらずに仕事していて、えらいね。ね。 2024/05/02 ハーブとスパイスのお店で酔っ払ったあと、シンガポールナイトという謎のバーに行った。 店内が真っ赤な照明になっていて、店主はすこしぶっきらぼうな感じだった。 変な夢を見たような夜だった。 あなたは素敵だよと言ってもらえることに感謝、もうすこし、頑張ります。 2024/05/03

          カラタネオガタマ

          子どもはみんな、根元のところでは母親を愛したい生きものであり、私も漏れなく母親が好きだった。 編み物をよくする母に編み物を習いたくて、かぎ針(一本で編めるそんなに難しくない針)で帽子を作ってみたことがある。同じ図面で作っているはずなのに力の加減が難しくて、ヒトの大きさで作っても、私の手編みの帽子はギチギチに編まれたぬいぐるみサイズのどんぐり帽子になってしまった。 それをみて笑う母が好きだった。同じことをしている、母親が好きなものを好きでいる自分は母に、好かれるんじゃないかと

          カラタネオガタマ

          2024年4月

          2024/04/01 お酒を飲むとそのままベッドに倒れ込んでしまう。 身内になればなるほどこういう姿を見せてしまうと思う。 2024/04/02 マネジメントにおけるサイエンスとアートの話をされて感銘を受けたのですが、そんな視点を持っているということが魅力的すぎて途中から話半分になってしまいました。悪い癖。 2024/04/03 仕事中、ハグしに来た!と同僚が心配して声をかけてくれた。地獄みたいな毎日だったけど、わたしは幸せものなんだ。 2024/04/04 チームでべ

          2024年3月

          2024/03/01 恋愛とは呼べない気持ちの揺れを、誰かに言い当てて欲しい様な気持ちで舐める唇 2024/03/02 日本酒がたたっていたので昼前まで眠ってしまった。 2024/03/03 毎週土曜日は怠惰な日常を過ごしてしまうわたしなのでずっとペットボトルが捨てられない。そんなわたしでも愛してくれますか。 2024/03/04 びっくりするほど月の便りが重くて、ちょっと指をさされただけで「人のこと指差すんじゃねえクソカスがボケ」という気持ちで仕事に励んでいる。偉い。

          小学校の同級生とゆく宝石の釧路

          白樺の間をびゅんびゅん走る車には、6歳で知り合った仲間が5人集まっていた。 5人乗りの車に、5人分の3泊の荷物を詰め込んで、ぎゅうぎゅうの車内に流れるのはあの頃歌った合唱曲。あの頃見てた、アニメの主題歌。 北海道は釧路、たんちょう空港に来た。 たんちょうとは鶴のことで、むかし、原田マハの『さいはての彼女』を読んだとき、バリバリの女社長が仕事をすっぽかして北海道の女満別で鶴に出会うシーンが忘れられなくて、北海道に来るたびに、あの小説の温度を思い出す。 人間、必要な挫折もある。

          小学校の同級生とゆく宝石の釧路

          2024年2月

          2024/02/01 会話のテンポが遅いことにイライラしたりして、限界社会人すぎる、チューニングがうまくいかないので砂嵐みたいな音がずっと流れている。 もう泣いちゃうんですけろ〜! 2024/02/02 今読んでいる本の中に 自分だけを愛してほしいと願っても良いけれど、それが恒常的には続かないことを理解しなければならない。みたいな文章を見つけて、ずっと誰かに言ってほしかったことを言ってもらえたみたいな気持ちになった。 ところで、 ここ数日放っておいても涙はでるし、何に対し

          2024年1月

          2024/01/01 妹が買ってきてくれたポテトチップスを食べながら、映画を見て年を越した。近くの公園に初日の出を見にいくようになって3年になる。 仕事のスレッドが1番動かなくなるのが元旦だ。 年末の休みもあって、だんだんと社会に帰属していないんじゃ無いかという不安が出てきて、胸がざわざわした。埋めるように映画を見て、エンタメを詰め込んだ。 2024/01/02 妹に彼氏ができたことがショックすぎるが全然ご飯は喉を通る。 母方の実家に行ったら親戚中にわたしの年収がバラされて

          2023年12月

          2023/12/01 寒い夜だった。 眠気と闘いながら啜るそばに愛を感じた。 2023/12/02 ニンフォマニアック見た。 ラースフォントリアーの虜になった。 2023/12/03 夜半身浴をした。 キャンドルを風呂場に持ち込むことの素晴らしさに気がついた。 2023/12/04 一年近く前に連絡をくれたカメラマンと撮影をした。その後ライブを見て死んだように寝た。 慣れないことをすると疲労が溜まる、当たり前のことを無視して生きている。 2023/12/05 雨が降っ

          2023年11月

          2023/11/01 平日だというのに3時までサシ飲みで煽り続けて酔いすぎた。 煽られたら最後、飲むことは正義、これは確実に学生時代に培った職業病だ。殴り合いだ。 2023/11/02 送別会でまた6時まで飲んだ。 酔って口が悪くなるのは、本当にやめたいのだけど今まで言えなかったことも言えたような気がする。後悔はない。イケメンだからって調子にのるなばーか。 2023/11/03 高尾山に登る。 山の中腹にあるあのもちもちだんごを食べに山に登っている感覚がある。 紅葉はまだ

          2023年10月

          2023/10/01 付き合っていくならば、たくさん可愛いとか言ってくれる人がいい。 可愛いって言って!と言ってもらう可愛いと、求めなくてももらえる好きな人からの可愛いは別物である。そのためには、可愛くならなければならないという肝心なことを忘れがちな私である。 そのままを愛してもらおうなど傲慢な欲に過ぎないのかもしれない。 2023/10/02 じゃがりこの細いやつハマった。 2023/10/03 会食で鮨を食べて、仕事しているなー! と感じるアツめの話などをした。