裸になる理由 草案について
父親51歳、母親38歳で誕生した私の家庭は、圧倒的に子離れが早かった。
母親に認められたかった、自分のことを知って認めて褒めて欲しかった。愛してもらった記憶はたくさんあるのだけど、もっと私の話を覚えて聞いて欲しかったみたいなふうに思っていたことを記憶している。
誰にも吐き出すことのない私の日常や気づきは、吐き出す先が紙だった。
毎日のように日記を書いて、小学生の頃は後ろ黒板に張り出した。
先生は読んでくれなかったけど、毎日きちんと読んでくれる男子がいたのを覚えてる。
(今に