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ヒースロー空港からロンドン中心地への移動方法|ロンドン駐妻奮闘記

本日も閲覧ありがとうございます🌻

今回は、英国への留学生、転勤、同行家族が渡英前に収集しておいた方が良い情報、ヒースロー空港からロンドン中心部の移動に関して、ご紹介します。

既に先人たちが何度もまとめてくれている情報なので、今回の記事は軽めになる予定です。

いつか、ロンドン中心部の公共交通機関情報についてもまとめる予定ですが、今回はヒースロー空港に集中した情報をまとめています!


①地下鉄Picadelly Line

正直、これしか使ったことがありません!ケチゆえに。

所要時間:約40~50分
運賃:片道5.6ポンド(約1,100円)、オフピーク基準
運転間隔:約10分ごと
乗車方法:Oyster Card、タッチレス決済可能なクレジットカード、ApplePayやGooglePay
終電:23時30分くらい空港発
始発:5時過ぎくらい空港発

メリット
安く、所要時間も別に10分程度しか変わらないため、最も経済的。またPicadelly Lineから他の地下鉄に乗り換える場合に追加運賃も必要ない。とにかく経済的。

デメリット
車内は基本電波が通じない。降りる駅の情報が手に入らず焦るので、事前にスクショしておくことを推奨。
地下鉄駅全般に言えるが、大きな駅を除いてエスカレーターやエレベーターが設置されていない場合が多い。ゆえに入国時の大量の荷物を抱えて階段を上り下りする可能性が高い。
また、経済的であるがゆえに若干客層が悪い傾向がある。

②地下鉄Elizabeth Line

所要時間:約30分
運賃:片道13.30ポンド(約2,660円)、オフピーク基準
運転間隔:約30分ごと
乗車方法:Oyster Card、タッチレス決済可能なクレジットカード、ApplePayやGooglePay
終電:0時過ぎくらい空港発
始発:5時過ぎくらい空港発

メリット
比較的最近(2022年)開通した、空港交通をより簡便にするための路線。地下鉄に分類されるが特殊な運賃体系でやや高級志向。Picadelly Lineと特急のちょうど中間の値段・時間。座席間隔が広かったり、全駅エスカレーターやエレベーターが完備されていたりと快適な乗り心地を売りにしている。
やや上級者向けメリットだが、その運賃の高さも、キャップ金額(一定の額を超えると乗り放題になる制度)への到達に貢献してくれる。24時間以内に、空港交通+もう一度移動すれば、最初の乗車から24時間ロンドン中を縦横無尽に動き回れる。もっとも、新規入国で利用するテクニックにしては複雑すぎるため、キャップ制度等に関しては、深く気にしない方がいい。

デメリット
地下鉄と比べると高価。車内は電波が通じない区間が多い。やはり情報は事前にスクショしておくことを推奨。
主要駅にしか停車しないため、最終的な目的地までは地下鉄に乗り換える場合が多く、結局ウリの快適さも束の間だ。

③特急電車Heathrow Express

所要時間:約25分
運賃:片道25ポンド(約5,000円)、早割あり
運転間隔:約30分ごと
乗車方法:Oyster Card、タッチレス決済可能なクレジットカード、ApplePayやGooglePay。及びインターネット事前購入。
終電:0時過ぎくらい空港発
始発:5時過ぎくらい空港発

メリット
最速ではあるが、Elizabeth Lineの台頭でそのメリットはほぼ失われた。一方で、車内で充電用コンセントや無料WiFiの恩恵を受けることができる。インターネット上でチケットを事前購入することが可能で、早割の恩恵を受けることが可能。最安で10ポンドまで安くなるが、2か月以上前に予約する必要がある。

デメリット
かなり高額。降車駅はPaddintong駅ほぼ一択のため、最終的な目的地までは地下鉄に乗り換える場合が多い。結局快適さは失われるし、地下鉄用の運賃が追加でかかる。

④高速バスNational Express

所要時間:45分~1時間ちょい(時間による)
運賃:片道5~10ポンドくらい(約1,000円~2,000円)、時間・予約タイミングにより変動
運転間隔:24時間運航。時間帯で密度は変化するが日中は数十分おき、深夜は数時間ごと
乗車方法:インターネット事前購入、または空港バスチケット販売所で購入

メリット
24時間運航ということで、深夜に到着しても安心。充電コンセントの提供もある。

デメリット
揺れが強く酔いやすい。大きな荷物1個までは積むことができるが、それ以上は追加料金が必要。市街地側の到着駅はVictoriaほぼ一択となる。

⑤タクシー

所要時間:約1時間
運賃:50ポンドくらい(約10,000円)

地球の歩き方ウェブより

ロンドンでタクシーを使ったことが全くないので、こちらは簡便に…。

メリット
圧倒的に楽。荷物に関してはこれ以上無い。

デメリット
圧倒的な料金。また運転手の質や詐欺等トラブルの懸念事項。

おすすめはピカデリーかエリザベス

安さを求めるならピカデリーライン、ある程度の快適さを求めるならエリザベスラインがおすすめです。

道順は看板を信じる

乗車方法に関しては、全ての選択肢に関して、空港頭上の看板に記載してくれているので、それを信じて突き進みましょう。Picadelly Lineは地下鉄の一種なので「Underground」、エリザベスラインは少し特殊なので個別表記されています。

ヒースロー空港到着予定時間から、預け入れ荷物の回収、入国審査のクリアを経て、入国ゲートにたどり着くまでの時間は混雑時でおよそ2時間あたりを見ておくと丁度いいと思います。事前にチケットを予約する場合には、この見込みを参考にしてください。

ピカデリーラインの乗車方法

各乗場の近くに設置された券売機にて、英国版交通ICカードのOyster Cardを購入することができます。券売機は英ポンドに加え、クレジットカードのPINコード認証での支払いも可能。言語選択に日本語もあるので、非常に日本人に優しいです。一方で、タッチ決済で乗車が可能なので、一時的な旅行者に関しては、カードをわざわざ購入するメリットは薄いかもしれません。Oyster Cardのメリットに関しては、また後日ご紹介しますが、基本入国時点で無理して購入するメリットはあまりない、という認識で大丈夫だと思います。

以下が改札の写真です。出発地の入場時、目的地の退場時の合計2回、改札機の白い円にオイスターカードまたはタッチレス決済アイテムをかざします。数秒すると円左上のライトが緑色に変化し、改札が開くので通り抜け。基本は日本と同じです。

入退場時にタッチが記録されていないと、一番遠くまで行った想定の運賃が違反料として引き落とされてしまうので、確実にタッチするように注意しましょう。また悪質な違反には100ポンドの罰金が科されます。

ヒースロー空港は終点なので、来た電車に乗れば市街地に連れて行ってくれます。

おわりに

日本の公共交通機関に慣れていると、異国のルールには困惑するもの。
今回は新規にロンドンへいらっしゃる人向けに、空港交通にのみ集中した情報をまとめてみました。

ヒースロー空港で大きな荷物を抱えながら色々検索するのは不安だと思うので、事前にこの情報が多くの方に届けばいいな、と思います🌼

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