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仕事に行きたくない時もあるけれど。
こんにちは。
今日は曇り空☁️
なんだか気分もどよんとします。
前からずっと思っていた、ストレスチェックやストレスでの休職について記事が出てました。
本当に辛くて仕事を休まないといけない人には、是非是非利用して欲しい休職制度。
だけど、安易に診断書が取れすぎるという実態があるとのこと。
うつ病は身体的根拠が強く推定される『疾患』のこと。抑うつ反応(適応障害)は、心理的・環境的要因から了解可能である『体験反応』のことです。どちらに該当するのか難しい症例もありますが、以前は厳密に区別することが通例でした。
しかし、DSMという診断基準が導入されたことで、うつ病の定義が拡大しました。1980年代までは抑うつ反応だったものが、うつ病に含まれることになったのです。『元気がない』『やる気が出ない』『朝、会社に行くのがつらい』といった設問がいくつか当てはまれば、大体うつ病と診断されます」(以下の「」は中嶋氏)
勤めていた介護施設ではここ数年のうちに「こうやって言ったらうつってことにしてくれる」「診断書なんか簡単にもらえる」と豪語しあっさり診断書もらって来て、休職した同僚3名。
期間いっぱい傷病手当も受給してから退職されたとのこと。
一般的にうつ病はストレスによって起こるものだと理解されているが、中嶋氏は「実はそうではない」と指摘する。
「『ストレスによって起こる』と因果関係をはっきり説明できるものは、うつ病ではなく、抑うつ反応です。うつ病は、専門医が診ればストレスでは説明できない点が必ずあります。ストレスは、発症のきっかけや悪化要因として関係しているにすぎない。逆に言えば、ストレスで説明がつかない点があることがうつ病であるための必要条件なのです。抑うつ反応は、誰もが時と場合によって起こりうる正常な反応です」
厚生労働省は、従業員のメンタルヘルスの不調は大きな課題と捉えて、ストレスチェックを全企業に課す方針を決めた。
しかし、単に診断基準が緩くなったせいで、うつ病などの精神疾患の人が増えているのであれば、ストレスチェックを義務化したところで本質的な解決策にはならないどころか、本来解決すべき問題をおおい隠す手助けをすることになるかもしれない。
個人のメンタルの問題としてだけでなく、職場環境などの労務問題として考えることも必要ではないだろうか。
義務化されたストレスチェックも「ここにチェックつけたら、問題ありになるから」とわざとチェック入れている同僚もいましたし、本当にストレス溜まってるであろう人は「会社になんやかんや言われるのはめんどい」とストレスなしになるような回答にしていました。
「これってやる意味あるのかな」と毎回思います。
メンタル崩して休職して傷病手当を受給される方もいらっしゃるかと思います。
本当に辛くて働けなければ、それは1つの方法ですし、休んでいる間にお金の心配を少し減らしながら、次に向けてしっかり考えられます。
ただ傷病手当だと会社に責任を問われるわけでもなく(仕事以外で病気になったというのが条件)、会社が支払うわけでもないので、会社も休むと言ったら「有休にする?傷病手当にする?」と聞いてくるところもあるようです。
実際、私の上司は明らかに業務のせいで精神病んだ際、私に「有休にするか傷病手当にするか聞いといてー」と本部の方に軽く依頼されました。
体調の確認やどうしてそうなったのかとか、回復のためにどうすればいいかとかの話し合いも一切なく「職員てモノみたいなんだな」と強く感じました。
まぁそんなこんなもあって辞めたわけですが笑。
上手に制度使う人もいるし、使ってほしい人は我慢したりするし、こういうのって本当難しいなと感じます。
これも貴重な社会保険料を使用してますしね。
合う合わないも人間だからあるし、制度があるからOKじゃなくて、職場環境、労働環境の見直しから始めて欲しいです。
【今日の1枚】
この青虫🐛。我が家の庭ですくすく育っていたようです…