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noteには「読まれている実感」がある! ブログとは違うnote最大の魅力とは。
うにー、きょうはとくに書くネタがないぜ!という日が、日々、更新しつづけているnoterならだれにでもあるものでしょう。
しかし、そこで「書ける人」が違うのは、書くことがなかったら「書くことがない」と書いてしまうところなのですね。ネタがあろうがなかろうが書ける人は書けるのです。
もちろん、明確な結論もなしに書き始めてしまうと薄い内容になりがちなので、あまり多用することははばかられることもたしかなのだけれど、「書くからにはこうでなければならない」という縛り、つまり固定観念が頭のなかにないということが「書ける人」と「書けない人」のひとつの大きな落差であることは間違いありません。
「書けない人」とはいってみても、ほんとうに書けないわけじゃないことも多いと思うんですよね。
「書けない人」とは「自分は書けないと思い込んでいる人」のことなのであって、この「思い込み」というエネミーをやっつければ、だれでも「書ける人」になるはずなのです。
書くことは自由で、どんなふうに書いても良い、「書ける人」、ようは「自分は書けるという認識がある人」はそのことを知っています。
まあ、そうはいっても「何でも自由に書いて良い」といわれることが、いちばんむずかしいのもわかるのだけれどね……。
さて、それで何がいいたいのかといえば、そういう「書ける人」であっても必ずしも「書きつづけること」は容易ではないということなのです。
「書ける人」はただ書くだけならできるわけなのですが、それと「書きつづけること」はまた違うのですね。
書いても書いても反応がないと、どうしても「ひょっとしたらだれも読んでいないのでわ?」、「むなしい、何もかもがむなしくてたまらない」という感慨が湧いてきたりします。
ほんとうは読んでいる人もいたりするのかもしれないし、もっというなら1万とか10万といったアクセスがあることすらあるのだけれど、そういう「ただの数字」はどこまでも「読まれているという実感」とは別ものです。
そして、「読まれている実感」なしには、なかなか書きつづけることはむずかしいものなんです。
まあ、できる人もいるだろうけれど、そういう人はレアキャラじゃないかな。大半の人は「読まれていると思うからこそ書く」はず。で、noteにはまさにその「実感」があると思うのですよ。
アクセスこそ正確にはわからないけれど、「スキ」や「高評価」という形で具体的な読者の存在が感じられることはあまりにも大きい。また、有料記事などはお金を払っていただけるというこれ以上ない形で「おれはいま、読まれている!」という感覚をもたらしてくれる。
そう、noteはじつに色々な形で「読まれているという感じ」がする稀有なメディアなのです。
そういうわけで、いつも「スキ」や「高評価」をしてくださる皆さま、ほんとうにありがとうございます。めちゃくちゃ励まされています。
ぼくはかれこそ四半世紀くらいブログを続けてきたのだけれど、ブログというメディアはどうにも孤独なところがあって、いくら書いたところで「ただの数字」以外のレスポンスを得ることがむずかしいのですね。
いや、炎上して口汚い罵倒が飛んでくることはあるかもしれないけれど、どう考えてもそれが行動のエネルギーになるということはありえないですからね。
少なくともぼくは皆さんの「スキ」や「高評価」に大いに支えられています。「ああ、自分の書いたものを楽しんでくれた人がほんとうにいるんだ」という「実感」、これこそまさにかけがえがないものです。
いままで「たしかに読者がいる」という「実感」を得られるのはコミケとかオフ会で読者さんと逢ったときくらいでしたからね。noteの「実感」はほんとうに素晴らしいと思います。
ぼくはいままではてなダイアリーやらニコニコチャンネルやら、色々なところで書いてきたけれど、noteはいちばん快適なので、もうここに骨をうずめようと思います。
ブロガーとしてはもう累計何千万ヒットとか読まれているはずなんだけれど、それと「実感」はまたべつなんですよね。
あるいは「スキ」を押すほうはひょっとしたら何げない気持ちかもしれませんが、たびたび「スキ」してくれる方の名前はちゃんと憶えていますよ。
「自分の記事に対して何らかの肯定的評価を下している人はたしかにいるのだ」という「実感」はほんとうに何にも代えがたいものです。
岸辺露伴じゃないけれど、ぼくもまた「読んでもらうため」に書いているわけですから。もう、それだけのために書いているといっても良い。
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ね、ネタがないからこんなことを書いているわけじゃないよ。そうじゃなく、たまには読んでくださる皆さまに心からの感謝を表明しておこうと思っただけです。これからもよろしくお願いします。あいらぶゆーです。
では、また。
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