海燕(オタクWebライター)

オタク/サブカルチャー系の記事を執筆。お仕事に関するご連絡は〈kenseimaxi@mail.goo.ne.jp〉まで。マルハンさまのウェブサイト「ヲトナ基地」にて記事掲載中。 https://www.maruhan.co.jp/east/media/

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海燕のポートフォリオ

【サブカルチャーに関する記事ならお任せください!】 はじめまして。  Webライターとして活動している海燕(かいえん)と申します。一方でブロガーとして有料/無料記事を3000本以上書いてきました。  専門はいわゆる「エンタメ系」の記事、幅広くアニメ、マンガ、小説、映画、ゲームなどを扱っています。いわゆる「男性向け」作品から少女マンガ、BL、百合まで読みます。  ていねいな執筆とともにスピードライティングを心がけており、締め切りの厳守はもちろん、短期間での入稿にも対応して

    • 山本弘とは何者だったのか? 新刊『山本弘論』でことし早逝した作家の文業を解剖します!

       水面に落ちた幼い子供、助けるべきか? 見捨てるべきなのか?  さて。ことし12月30日のコミックマーケット105、「ウ-36b」にて、新刊『山本弘論 -この、くそったれな世界に、精一杯のアイをこめて』を頒布します。  先日、亡くなった作家の山本弘さんの作品や業績について批判的に分析した一冊。数か月前にnoteにアップした話題となった未完の記事に加筆修正を加え、最後まで完結させた本でもあります。  ここでの「批判的に」とはほんとうにそのままの意味で、あるいは「山本弘批判

      • なぜ、現実逃避の異世界ファンタジーにわざわざ陰鬱な展開を求めたりするのか。

         上記の画像のような主張をする人は少なくない。  いや、ほんとうになぜなんでしょうね。  ふつうに考えたら、異世界ファンタジーなんてただご都合主義で自分の「性癖」に合い、「地雷」を避けていればそれで良さそうなものだ。  それなのに、なぜぼくは――ぼくたちは、その次元を離れた作品を求めるのか。この記事ではそのことについて少し思いめぐらせてみたい。  さて、そのまえにそもそも面白い作品とは何か、面白いマンガを描くにはどうすれば良いのか? そのことについて考えてみる必要があ

        • いまこそ百田尚樹に読ませたいジェンダーSF傑作33選。

           暴言王に、おれはなる!  と、そういうわけで、われらがあらぶる失言王、保守界隈の大看板、ネトウヨ業界のビッグスターこと百田尚樹さんがまたまたろくでもない理由で炎上しているようだ。  まあ、発言もとんでもないのだけれど、そのイイワケに「SF」をもちいるところがまたいやらしいということで、SF作家やファンの皆さんはだいぶ怒っておられるみたい。  いや、その怒りは完全に正当にして当然だと思うわけなのだが、百田さんが重度のセクハラオヤジ病にかかった可哀想なキャラクターであるこ

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        海燕のポートフォリオ

          コミケ受かりました。新刊『山本弘論』を頒布します! くわしい情報はのちほど。

          コミケ受かりました。新刊『山本弘論』を頒布します! くわしい情報はのちほど。

          政治権力は悪なのか?

           先日、いつも言葉のあらしが吹き荒れている混沌の地であるところのぼくらのX(元Twitter)で、このような話題がありました。  「日本のフィクション作品」は「公権力が悪役である作品が少ない」ということなのですが、はっきりいってひじょうに目の粗い話なので、これ自体はどうということはありません。  じっさいのところ、反体制側が公権力を打倒する話も探せばいくらでもあるだろうし、現実にいくつものタイトルが挙げられている。  そしてまた「多い/少ない」にはしょせん主観以上の基準

          政治権力は悪なのか?

          もう気づいてる? BLから百合からビッチ(?)まで、いま、台湾マンガがめちゃくちゃ熱い!

          「先生 父さんは今 病気のせいで苦しんでいます 先生 僕に幸せになる資格はありますか?」 『青春ディソナンス』  いや、タイトルの通り、いま、台湾からの翻訳マンガがひじょうに面白いことになっているので紹介しようという趣旨の記事なのですが、じつはほんの何日か前までぼくはその事実をまったく気づいていなかったので、あまり偉そうに「え、知らないの? 情弱乙www」とかドヤれないんですよねー。  まあ、ふつう知らないし、そもそも想像だにしないよね、台湾マンガがここまで面白いという

          もう気づいてる? BLから百合からビッチ(?)まで、いま、台湾マンガがめちゃくちゃ熱い!

          冬コミでnoteの未完記事をもとにした『山本弘論 -この、くそったれな世界に、精一杯のアイをこめて-』を出します! 「目の前で河に落ちた見ず知らずの子供、救けるべきか? 見捨てるべきか?  生涯、「論理」と「倫理」のはざまで苦闘した早逝のSF作家の挑戦と欺瞞。」 乞うご期待!

          冬コミでnoteの未完記事をもとにした『山本弘論 -この、くそったれな世界に、精一杯のアイをこめて-』を出します! 「目の前で河に落ちた見ず知らずの子供、救けるべきか? 見捨てるべきか?  生涯、「論理」と「倫理」のはざまで苦闘した早逝のSF作家の挑戦と欺瞞。」 乞うご期待!

          ぼくたちは表現の自由がきらいだ。オタク・キャンセル・カルチャーが表現を実質的な壊滅に追い込むとき。

           ゲーム『アサシンクリードシャドウズ』への販売中止を求める署名が86000票以上を集め、話題となっている。このままだと10万票以上を集めるのは確実だろう。  あきらかに「表現の自由」に反する運動であり、ぼくは非常に皮肉な目で見ているが、とくに批判したり反対したりする意思はない。  ぜひ、このままどんどん続けて「表現の自由」を実質的な壊滅状態に追い込んでほしい。やれ、やれ、もっとやれ。  ひっきょう、しょせん「表現の自由」を守ると標榜していた人たちも、口先でいうほど自由に

          ¥500

          ぼくたちは表現の自由がきらいだ。オタク・キャンセル・カルチャーが表現を実質的な壊滅に追い込むとき。

          ¥500

          2024年6月11日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。 どうにか一日のスケジュールを一定のルーティーンにまとめようと思うのだけれど、どうにも不規則な生活をやめられず。不安定な日々がつづいています。これは一生こうなのかなあ。いやいや。 「「友だちと宗教、どっちが大切なんだ?とガンガン詰められるのが日常でした」宗教2世の父親による、娘への“理不尽すぎる教え”」 こういう毒親のもとに生まれた人の生きづらさは想像を絶するものがある。そうでなくてもつらいのに。やはり人類絶滅しかないのだろうか……。 「江原啓之「スピリチ

          2024年6月11日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年6月10日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 いよいよ暑くなってきましたね。今年の夏も猛暑になるという話で、いまからうんざりしてしまいますが、エアコンをかけまくって耐える以外に克服策はなさそうです。つらいけれど、何とか生き抜いて秋を迎えるぞ――秋があれば。 「「響け!ユーフォニアム」新ビジュアルで背を向け合う久美子と真由、麗奈はうつむく」 『ユーフォ』も大好きなのでシリーズすべて追いかけている作品のひとつです。なかなか強烈な展開になっていますが、最後には感動のフィナーレが待っているはず。たぶん、きっと

          2024年6月10日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月9日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 あいかわらず怠惰なひびが続いており、今月中に完結させたいと思っている小説は一向に進んでいません。こんな生活で良いのでしょうか。いまこそ立ち上がるとき! そして座って、寝てしまうとき。……ダメじゃん。 「死ぬまでに「完結」を見届けたい… 連載再開が渇望される休載作品」 『BASTARD!!』はさすがに再開を期待していないし、仮に再開したとしても完結はしないだろうと思います。『ヒストリエ』も先は長そうですよねえ。いやはや、長大な物語を完結させるって大変です。

          2024年6月9日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月8日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。 歳を取ってくると、おもしろいと感じるものも増える一方で、遊ぶのに忙しいというか、人生を楽しむのに忙しすぎる!というのが実感です。もう少し仕事もしたいんだけれどなー。とくに働けることがないんですよね。 「期待通りの劇場版! 「ぼっち・ざ・ろっく! Re:」公開。あのライブを映画館音響で」 このところ、バブルではあるのかもしれないけれど、魅力的なアニメ映画が次々と公開されていて見るのが追いつかないくらい。『ぼざろ』総集編もそのひとつ。映画館へ行こうっと。 「

          2024年6月8日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年6月7日のオタクニュース・キュレーション。

          こんばんは。 きょうは更新を忘れていたので30分遅れです……。だれも待っていないとは思うけれど、もし期待している人がひとりでもいたなら申し訳ありません。ちょっとGAINAX倒産関係のニュースに見入っていた……。 「映画「THIS MAN」7日公開 天野友二朗監督「従来の邦画が持つ気迫や作品性を取り戻す」」 従来の邦画って、具体的にいつの時代の邦画のことなんだろう。個人的には「昔は良かった」とはぜんぜん思わないのだけれど、実際のところ、どうなんだろうね。 「永野芽郁『か

          2024年6月7日のオタクニュース・キュレーション。

          2024年6月6日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 なんか最近、みょうに精神的に疲弊している毎日です。どうも執筆作業に根を詰めすぎているらしい。いつも同じことを考えていると脳が疲れるのだと思いますが、生産量が低すぎてイヤになります。困ったものですね。 「中国やロシアが生成AIで世論操作、オープンAIが発表。処理水非難、「ウクライナは敗北寸前」と投稿も」 もともとネットの情報なんて信じられたものではなかったけれど、さらに信頼性が下がってきているということでしょうか。いったい何を信じたら良いのでしょう……。 「

          2024年6月6日のオタクニュース・キュレーション

          2024年6月5日のオタクニュース・キュレーション

          こんばんは。 この「オタクニュース・キュレーション」、われながら意外なくらいに続いていますね。三日坊主に終わるかもしれないところが、そろそろ半月です。 とりあえず次の目標は一ヵ月の継続かな? とくに反響はありませんが、読んでいる人もいるはずだと信じて、がんばって続けます! 「【ライトノベル最新動向】夏目漱石が美女に転生「夏目漱石ファンタジア」続編や「ブギーポップ」新作も 6月注目作を一挙紹介」 『ブギーポップ』を追いかけなくなってもう何十年も経つけれど、いまの展開はど

          2024年6月5日のオタクニュース・キュレーション