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布団から出たらすぐ変われる

発信しない方がリスクになってしまった。

つい最近まであれほど発信することを怖がっていたのに、今では発信しない方が怖くなってしまった。

自分の商品を持ったのだ。

本を出すことになった。自作漫画の紙書籍だ。

発信することはリスクである。何か言葉を発すれば、その言葉に傷つく人が必ずいるし、怒る人も必ずいる。発信は罪だ。だからここ何年も、当たり障りないことしか発してこなかった。

けれど先日、自分の商品を持った。元来、この商品を起点に活動を展開していくと決めていた。自分で活動をしていくためにはとにかく知ってもらわなければならない。そして、そのためには発信し続けなければならない。

そういう状況になったからには、発信しない方が圧倒的にリスク。そう思い、先日から地道にnoteで発信をしている。今日で毎日投稿14日目らしい。

人間はつくづく、環境や状況によって変化する生き物だなと思う。

状況が変わったらあっという間に行動が変わってしまった。

ここ3年ほど、批判を恐れてろくに発信できなかった。発信しようとしても、常に敵が頭に浮かぶのだ。しかし、前途した通り、兼ねてより活動を展開していくことは決めていた。そのためにも発信はしなければならないと、この3年幾度も発信することを試みた。

何度も、何度も何度も、発信せねばと決意し、奮起し、試みたが3日と持たない。結局自分を変えることはできなかった。

それなのに、状況が変わった途端にこれである。特に決意したわけでも、奮起したわけでもない。本の発売日が決まった日から自然と変化していった。

人類10万年分の遺伝子には恐れ入る。それは生き残って来れるわけだ。

自分を変えるには、布団の中でどれだけ決意し、奮起するよりも、さっさと布団から出てしまった方が早いということだ。

やるしかない状況になった。あとはやるだけである。


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