【骨格筋】回外筋の解剖学
回外筋の解剖学
この記事は回外筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は回外筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
回外筋は前腕の外側かつ後面深層に位置し、前腕の回外動作を主に担う筋肉です。
上腕骨と尺骨の間にまたがり、前腕を回外させる際に重要な役割を果たします。
起始
上腕骨の外側上顆
尺骨の回外筋稜
停止
橈骨の近位1/3の外側面
支配神経
橈骨神経
血液供給
橈骨動脈
機能
肘関節
伸展
前腕
回外
メモ
回外筋は、特に重い物を持ち上げる際や工具を使用する際に強く働きます。
方形回内筋は回外筋の拮抗筋として逆の動きをします。
回外動作は回外筋以外に上腕二頭筋も関与します。
上腕二頭筋は肘関節の屈曲筋でもあるので、肘関節が90°屈曲の状態からの回外動作のときに最も回外筋が作用します。
まとめ
今回は回外筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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