【骨格筋】最長筋の解剖学
最長筋の解剖学
この記事は最長筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は最長筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
最長筋は脊柱起立筋の一部で、脊柱の安定性を維持し、姿勢を保つ役割を持っています。
主に胸椎や腰椎に沿って走行し、脊柱の側屈や伸展を助けます。
頸部から腰部までの広範囲にわたる長い筋肉で、姿勢維持に重要です。
脊柱起立筋の中で中間に位置する筋です。
後頭骨から仙骨まで走っています。
起始
腰椎棘突起
仙骨
腸骨稜
胸椎の下部横突起
停止
胸椎および頸椎の横突起
肋骨の後面
頭蓋骨の乳様突起
支配神経
脊髄神経後枝
血液供給
肋間動脈
腰動脈
機能
脊柱
伸展
側屈
回旋(ごくわずか)
頭部
伸展
回旋
メモ
最長筋は脊柱起立筋の中で最も長い筋肉の一つです。
この筋肉の緊張が続くと、腰痛や姿勢の乱れにつながることがあります。
姿勢の維持や体幹の安定に重要な役割を果たします。
まとめ
今回は最長筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)