【骨格筋】薄筋の解剖学
薄筋の解剖学
この記事は薄筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は薄筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
薄筋は股関節、大腿、膝、下腿の動きを助ける大腿の内側区画の筋肉で最も浅い浅層にある筋です。
薄筋は鵞足を形成する3つの筋肉(縫工筋・薄筋・半腱様筋)のうちのひとつです。
薄筋(はっきん)は長い帯状の筋で大腿の最も内側を走行する筋肉です。
薄筋は膝関節をまたいで脛骨に停止するとても細長い筋肉で内転筋群の中で唯一の二関節筋です。
起始
恥骨結合の下方半分
恥骨弓の上方半分
停止
脛骨体上部の内側面 (鵞足の共同腱を通る)
支配神経
閉鎖神経
(L3~L4)
血液供給
閉鎖動脈
機能
股関節
屈曲(協力筋として)
内転
膝関節
屈曲
内旋
メモ
日常生活においては薄筋はを含む内転筋群(大内転筋、長内転筋、短内転筋、恥骨筋)はあまり使用される場面が多くないので、筋トレなどで積極的に鍛えておく必要があります。
まとめ
今回は薄筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://www.youtube.com/watch?v=1E4reK0N7H4
https://www.youtube.com/watch?v=9jqxrPHpWiw
https://www.youtube.com/watch?v=vTfu7KiBT7Qhttps://www.youtube.com/watch?v=vTfu7KiBT7Q
https://muscle-guide.info/gracilis.html
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_079.html
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)