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【骨格筋】下後鋸筋の解剖学


下後鋸筋の解剖学

この記事は下後鋸筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。

今回は下後鋸筋の情報をまとめました。


基本情報


概要

  • 下後鋸筋は背部の深層に位置する筋肉です。呼吸に関与し、肋骨を引き下げる役割を担います。背部の筋肉ですが、胸郭に関わるため、呼吸の補助的な機能を果たします。

  • 肋骨の動きに影響を与え、特に呼気の際に重要な役割を果たします。

  • 表層の筋肉に覆われており、深部の筋肉として機能します。

  • 上後鋸筋と共に背部の深層筋のうち最も表層に位置する筋です。

(引用:ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)より)

起始

  • T11~L3椎骨の棘上靭帯と棘上突起

停止

  • 第9~第12肋骨下縁

(引用:同上)

支配神経

  • 肋間神経

(引用:同上)

血液供給

  • 肋間動脈

(引用:同上)

機能

  • 肋骨

    • 肋骨を引き下げる

メモ

  • 呼吸時に重要な筋肉ですが、主に補助的な役割を担います。

  • 深部に位置するため、他の表層筋に隠れています。

  • 下後鋸筋は腹式呼吸においても関与しますが、他の呼吸筋とともに働きます。


他深層筋との位置関係
(引用:同上)
他深層筋との位置関係
(引用:同上)

まとめ

今回は下後鋸筋を解剖学的に紐解きました。


他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。


参考


引用

ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)





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