【骨格筋】恥骨筋の解剖学
恥骨筋の解剖学
この記事は恥骨筋の解剖学的知識のアウトプットを目的としています。
解剖学初学者の方への小さな助けになれば幸いです。
今回は恥骨筋の情報をまとめました。
基本情報
概要
恥骨筋は大腿部上内側面の前部に位置する、大腿部内側区画の扁平な四角形の筋肉です。
恥骨筋(ちこつきん)とは内転筋群の中で最も上部に位置する扇平な筋で大腰筋(だいようきん)と長内転筋(ちょうないてんきん)の間を走行する筋肉です。
恥骨筋は主に大腿部を内側に捻る股関節内旋に働きますが股関節の屈曲動作にも作用します。
起始
恥骨筋線
恥骨上枝
停止
小転子から粗線へと続く粗線上の大腿骨後面
支配神経
大腿神経
(L2~L4)閉鎖神経(場合による)
血液供給
内側大腿回旋動脈
機能
股関節
内転
屈曲
外旋
内旋
メモ
内転筋群は股関節の外転筋群(代表的なものには中臀筋、大腿筋膜張筋などがある)と共に共同し、骨盤安定性を保つのに大きく貢献します。
まとめ
今回は恥骨筋を解剖学的に紐解きました。
他にも筋肉別に記事を書いておりますのでよければご覧ください。
少しでもお役に立てますと幸いです。
参考
https://funatoya.com/funatoka/anatomy/A04/A04_7.html#A04_7_02_025
https://visual-anatomy-data.net/muscle/detail_059.html
https://muscle-guide.info/pectineus.html
https://www.youtube.com/watch?v=y7EetoSGNXQ
引用
ヒューマン・アナトミー・アトラス(Visible Body)
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