投資はギャンブルか?
こんにちは。
かいです。
今回は「投資について正しい知識」を紹介したいと思います。
この記事で書く内容は、今後の日本を生きていくうえで必須の知識となります!
もし将来、年金に困ったりしたくない人は今から正しい知識をつけ、行動するのが良いでしょう。
投資に関する間違った知識
・投資はギャンブル
・投資で失敗すると借金が残る
・1日中パソコンの前にいないといけない
・銀行預金はノーリスクetc
最初に申し上げますが、
上記の知識は全て誤っています。
投資はギャンブル
ではまず投資と投機(ギャンブル)についての違いを説明します。
投資とは
投資とは、
将来の経済的リターンを見据えて、前もってお金や時間を投じること。
投機(ギャンブル)とは
投機(ギャンブル)とは、
将来の経済的リターンを見据えて、不確定要素の高いことに、前もってお金や時間を投じること。
投資と投機の定義は、以上のようになっています。
(※定義の内容については自分自身の言葉で説明したので、もし辞書的な定義を知りたい方がいらっしゃいましたら、実際にお調べください。)
つまり投資は、
投じたお金や時間を回収することができないかもしれないが、努力次第で回収する可能性を上げられることを言います。
投機は
「不確定要素」=「一か八か」
に頼ってお金や時間を投じるため
自分自身の努力次第で回収する可能性を上げることができないことを言います。
「努力次第で結果を変えられるか」が、
投資と投機をわける基準となります。
この定義をしっかりしておけば、投資というのはどういうものかわかると思います。
投資で失敗すると借金が残る
まず「投資で失敗すると借金が残る状態とは、どういう時に起こるのか?」について、ちゃんと説明できますでしょうか?
投資で失敗して借金が残る状態になるときは、必ず借り入れたお金を使っている場合に限ります。
借りる場所は、銀行・証券会社などです。
銀行からは直接お金を借りることで、証券会社からは株式を借りることで借金ができます。
この取引を信用取引と言います。
投資が上手くいって返済できれば良いのですが、できない場合は借りた分の損失が出てしまいます。
しかし株式投資の場合は、現物取引さえすれば絶対に借金はできません!
株式投資で借金が残る場合は、信用取引のみです!
この違いをわからない素人が、「投資は失敗すると借金が残る」と言っているため、このような間違った知識が広まっているのです。
読者の皆様はこの違いをしっかり理解しておけば大丈夫です。
もし「投資は失敗すると借金が残るよ!だから辞めな!」と言われたら、訂正してあげるか無視しましょう笑
1日中パソコンの前にいないといけない
これはデイトレーダー(投機家)と投資家の違いをしっかりわかってないことから生まれる誤解です。
デイトレーダーとは、
株価の差使って儲ける人たちです。
例えば100円の株を100個買い、120円になった所で売ったとします。
そしたら(120-100)✖️100円=2000円の利益が生まれます。
このように、1日中株価の差を利用して取引をする人たちは、たしかに目が離せません。
また株価の動きを予測することは、誰もわかりません。
その点も考慮すると、デイトレーダーというのは投機家に属すると考えられます。
しかし投資家というのは、長期的なリターンを求めている人たちなので、パソコンに張り付いて株価の変動を見る必要はありません。
仮に含み損になっても、配当金・分配金によって穴埋めできるし、上手くいき含み益が出れば配当金・分配金と合わせて一石二鳥です。
銀行預金はノーリスク
皆さんは銀行預金・貯金はノーリスクと思ってませんか?
たしかに元本保証の金融商品のため、貯めてるお金はなくなりません。
ただし預金・貯金も2つのリスクがあります。
①銀行が潰れることによるリスク
「銀行は潰れない」と思っている人は多いと思います。
しかし銀行は案外簡単に潰れます。
どういう時に潰れるのかというと、
金融不安から預金者が、
こぞってお金を下ろした時
です。
なぜなら銀行は皆さんから集めたお金を使ってビジネスをしているからです。
もし皆さんがお金を下ろしたら、銀行にはお金が無くなってしまいます。
そのため潰れてしまうのです!
銀行が潰れた場合は、ペイオフという制度によって預金者は1000万円の範囲内で預金が保証されます。
※ペイオフについて詳しい内容は、下記リンクをご参照ください。
「ペイオフって何?:三菱UFJ信託銀行」
逆に言うと1000万円以上預けていた場合は、超えた金額に対しては保証がありません。
仮に1億円を1つの銀行に預けていた場合、その銀行が潰れた時に9000万円なくなると言うことです。
だからお金持ちは複数の銀行にお金を分けて預金しているのです。(リスク回避の観点から)
②インフレリスクに対応できていない
インフレリスクとは、物価の上昇により通貨の価値が相対的に下がるリスクのことです。
今の日本だと物価が極端に上がることをら想像しずらいですが、経済成長をしている国々ではよくインフレが起こります。
もし定期預金で100万円入れて、10年後に利子付きで120万円で返してもらえる契約があるとします。
10年後に物価が10倍になってしまったら、通貨の価値は10分の1になります。
つまり10年後に返還された120万円は、価値が12万円となってしまうということです。
一方で株式投資では、物価が上がるとともに株価も相対的に上がります。
つまり株はインフレリスクに対応している金融商品ということになります。
このように、
「銀行が潰れるリスク」・「インフレリスク」を考慮すると、銀行預金や貯金がノーリスクの金融商品であるとは言えなくなるでしょう。
しかし多くの人は投資をせず、もっぱら貯金・預金に励んでいます。
このことが如何に偏った運用方法かおわかりいただけたでしょうか。
まとめ
投資についての正しい知識は、
①投資は投資、ギャンブルはギャンブル。
②現物取引であれば、投資に失敗しても0になるだけ。信用取引であれば、借金になる場合がある。
③1日中パソコンの前にいる必要はない。
むしろ放ったらかしでよい。
④銀行預金にもリスクはある。
です。
最後になりますが、
当たり前こそ疑う必要がある
この言葉で本記事を締めたいと思います。
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