【食と農の未来】と長南町の消滅

食と農の未来について

10月15日に茂原市で開催された第1回【外房農業会議】に参加した。
記念すべき初回は【食と農の未来を考える】というテーマであり、東京大学の鈴木宣弘先生がひたすら語るという濃い時間を過ごした。

【外房農業会議】に参加した感想

感じたこと。
それは食と農の危機が本当にやってくると再確認できたこと。

でもそれ以上に強く感じたことがある。
これが地域・町としての存続である。

今回の会議には近隣の市町村から議員・市長・町長などが参加されていた。
しかしそこに長南町の方は誰もいなかった。
確かに今回はれいわ新撰組のたがや亮さんが関わっているということで政治的な問題もあって参加していなかったのかもしれない。
(※僕は特にたがやさんを推しているというわけではない。)

でもなぜかその光景を見たときに焦りと現実的に長南町が本当に消えるのかもしれないとも感じた。

消滅の解決策?

行政を批判するわけではないので勘違いしないでほしい。

長南町の消滅を解決する策は、やはり【農業】であると考える。

町の美味しいお米・素晴らしい住民・自然環境を残すためには
行政に頼るのではなく、自分たち民間でやっていくしかない。

悲しいことにこれまで長南町に住んでいる町民の多くは諦めているのだ。
今まで通り行っていたら農業は赤字で、生活が苦しくなり、兼業農家さえ町からいなくなってしまう。

このままでは町の風景は雑草だらけになってしまう。
でも住民は赤字でも、
「土地を守るため、自分たちの食べる分のお米だけ。」
と言って、農業を苦しみながら続けている。

【農業】が盛んな町なのに、兼業農家すらいなくなってしまっていいのか。
居なくなると同時に、町から笑顔も減ってしまう。

だからこそ僕は民間という立場から【農業】を再興させたいと考える。

最後に

僕はこう考える。
僕たちの世代(24歳)がおじいちゃんになる頃までに【食糧危機】は来るだろう。
でもそれよりも圧倒的に速いスピードで町という大切な存在が居なくなってしまうだろう。

だから僕は子供達が【農業】という選択肢を自信を持って選べるような環境づくりを行っていく。

きっとそれが現時点での、僕が出来る選択肢じゃないかな。と

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