cotreeのコーチングを受けてみたら「悩む」ことが減り「考える」時間が増えた
みなさんこんにちは。最近「Twitterでよく見るね」と言われがちな甲斐(カイ)と申します。ただ、皆さんがご覧になっている私は、「世の中の誰かが投稿したカイの写真」であるため、それはおそらくUGC(ユーザー生成コンテンツ)である、他人のツイートであるかと思われます。
そんな自分ですが、このたび、オンラインカウンセリング「cotree(コトリー)」が提供する「アセスメントコーチング」を受けてみました。
先日もcotree社が主催する「cotree advent note」に寄稿をしたり、cotreeの平山さんとは共にTwitterとnoteでサバイブしている間柄ということもあり、今回このような機会をいただくことになりました。
cotreeはどこでも気軽にパソコン1台があれば受講できるサービスとなっており、今回はじめて「コーチング」を受けた感想を綴ってみることにしました。
なぜ「医者の不養生」は起きやすいのか?
私自身の特性として、人のキャリア相談に乗りがちであったり、マネジメントの一環でメンバーへのフィードバックを行ったりする立場ではあるのですが、それゆえに自分自身のキャリアや今後について考える機会が不足していました。
そこで気づいたことが、「チームマネジメントをしている人間が自分自身を振り返る経験が少なくなってしまう理由」は、大きく分けて2つあるということです。
1つ目は、マネジメント業務を担当している人も、実はプレイヤー業務を数多く抱えており、物理的に時間を取れないケースが少なくないことです。本来ならばセルフマネジメントにおいて時間のバッファを設けるべきですが、大抵はチームメンバーからの差し込み相談や業務で埋まってしまったり、自分自身の施策遂行業務を優先してしまうことから「自分自身の興味関心と向き合うための時間」がないがしろになりがちであると思います。
2つ目は、「自分のことを振り返った気になっている可能性が高い」ということです。私自身、週末に自分の行動を振り返ったり、次週以降の予定を調整する時間を意図的に設けるようにはしていました。しかし、そうした時間で「振り返った気」になっていたり、気づけば短絡的な目線でモノゴトを判断していたりと、無意識的に自分がコントロールできる範囲内での意思決定や判断をくだしがちとなっていました。これは、誰しもが人間ゆえ、意識をしているとしても、避けることが難しいものであると思っています。
自分の「トリセツ」がもらえた
実際にcotreeへの申し込みを行うと、検査用ページへのURLが送られ、Webテストの設問項目に回答する流れとなります。
だいたい15〜30分ほどかかる診断調査なのですが、設問項目を5段階評価で回答する仕様となっているので、基本的にはサクサクと回答が進みます。
そして、テストが終わると「Personal Survey」と呼ばれる診断結果書がPDFにて送られます。
実際のシートについてはヤマシタさんのnoteにて一部マスキングをされて公開されておりましたので、こちらからご確認いただけますと。
いざコーチングを受けてみた
コーチングをいざ受ける段階になると、Googleカレンダーから日程の調整を行い、自分が調整可能なタイミングのコーチを選択する形式となっていました。
そして、いざ該当の時間になると、パソコンの前で待機をし、オンラインでのコーチングが始まりました。
最初は私自身が初のコーチングということもあり、適切なコミュニケーションを取れているか不安を抱いていました。しかし、時間が経過するにつれて、コーチの方が今の私の仕事における不安や対処法を細かにヒアリングしてくださり、将来的にどうのように適応していけば良いかを懇切丁寧に対話する時間を設けてくださりました。
私自身として最も嬉しかったことが、コーチの方が私自身の興味関心を引き出してくださったことにより、今後意識して取り組むべきことの解像度が高まり、意識すべき項目が大きく分けて3つに分かれていることがわかりました。
これまで漠然と考えていた、
①今携わっている仕事の捉え方(チームづくり)
②私自身が主体性を持って取り組める業務領域
③プライベートタイムの捉え方
という3項目において、それぞれの言語化を助けていただきました。
また、上記それぞれの項目に対し、
・上記3項目ごとに今後どのように対応していくのか
・直近では上記3項目の優先順位をどう付けていくのか
が明確となったことは、自己理解において非常に大きな助けとなりました。
「悩む」ことが減り、「考える」機会が増えた
・現状の時間の使い方を振り返ること
・自分自身の興味関心を整理すること
この2つに取り組んだことにより、
・今の仕事に対するマインドセット
・身の回りで生じている問題に対する意思決定
のそれぞれを明確に言語化することができました。
その結果、私自身の普段の振る舞いにおいて「これ合ってるのかな?」「自分がこれ本当にやりたいと思ってやってるんだっけ?」といった悩む時間を減らすことができ、シンプルに目の前のことに取り組むことができるようになりました。
実際に私自身、弊社役員陣との1on1を週次or月次で行っているのですが、以前に比べて「前は悩んでることが多そうだったけど、今は視界がひらけてスッキリしているように見えるね。」とのフィードバックをいただけるようになりました。
上司との1on1の場でも、私自身が「今後どうしていきたいか?」を明確に話せたことから、それらを説明する時間を短縮することができ、本来フォーカスしたかった話題や取り組みを相談する時間が増えました。
こうしたことを経て、「悩む」回数が減り、「考える」場面が増えるようになったことは、コーチングにおいて最も大きな成果であったように感じています。
<参照:やつかさんのnote>
自身の興味関心を明確に説明できるように
以前、インターン採用/マネジメントに関するnoteを執筆した際にも言及したのですが、自身の興味関心を適切に説明できるようになるだけで、仕事が円滑に回るようになると思っています。
個々人が持ち得ている興味関心領域を整理できていなければ、そもそも「自分が爆速で成長しているのか?」に気づくことができず、仕事を重ねる上で業務を押し付けられているように感じてしまい、成長実感を得ることが難しくなります。
出典:「仕事が出来るようになりたい」と意気込む学生が爆速成長するために必要な3要素|Kai Masayuki|カイ マサユキ
また、これは仕事にとどまらず、プライベートでの振る舞いや、自身の周辺環境を好転させるために必要な要素であると感じています。
仕事/プライベートの両面における興味関心、不安、懸念となっているポイントの解像度を上げるために、定点で適切なコーチングを受けることはプラスに働きます。
特に、生活環境が大きく変わったり、スタートアップの経営/執行などを始めとした不確実性が高い状況にいる人たちの場合は、高頻度でのコーチングが必須であるようにも思えます。
週単位で重要判断項目の数が変わったり、定点で見るポイントが入れ替わったりする場合は、自身の興味関心への解像度が低くなっている可能性が高いです。こうした現象が当てはまる人は、定点的にコーチングを受けることを心からおすすめします。
私の意見/解釈も多分も含まれておりますが、以上を持ちまして私のコーチングレポートを締めくくらせていただきます。
このような機会を設けていただきましたcotree平山さん、改めまして、ありがとうございました。
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