#2 我が家の家計管理1
この記事は、
①家計をゆるーく見直すことができるようになる
②目的意識を持って貯蓄ができるようになる
ことを目的としています。
前提として「お金」は人の選択肢を増やしたり、生活の幅を広げてくれる一つの手段であると思っています。私は「お金」が「幸せ」や「豊かな生活」の絶対条件であるとは思っていません。お金を賢く上手に使うことによって、より良い選択ができ、効率的に物事を運ぶことができると思いますが、お金に惑わされ、大切なものを見失い、選択を間違えることがあっては、本末転倒であると思うのです。私は最近そのことに気づいて、目が覚める思いでした。
資本主義社会に生きている以上、私たちの生活に「お金」は重要なツールとなってきますが、自分の人生で大切なものは何か、したいことは何か、それを軸に上手にお金を使っていきたいものです。
1私の金銭感覚
元々私は、安物買いの銭失いで、安かろう悪かろうのものを大量購入してしまうタイプです。大きな買い物はあまりしないものの、ちょこちょこ使っていってしまい、気づけば思ってた以上にお金がない!なんてこともしばしば…
大学生の頃は、友達との飲み会代をまとめてクレカで払い現金を回収し、その現金で生活しつつ、その月のバイトの給料は全てクレジット引き落としに回るといった自転車走業を行なっておりました笑
社会人になってからは、貯蓄は財形(金利0.25でした!)で月々3万円、ボーナス夏冬25万円ずつ貯金し、残りは、使いまくって、実家暮らしなのに、毎月ほぼ使い切ってました…
お金の使い道は
①海外旅行代
②友達との交際費
③パートナーとの交際費
④服や雑貨
⑥親への家賃(毎月3万円)
⑤車の維持費(叔母からもらった中古車なので保険代・税金代・車検代)
⑥ケータイ代(au月約8000円、その後Y !mobileに変更し月約3500円)
といったところでしょうか。
若い時代の時間はとっても貴重なので、もっと貯金しておけば良かったとは思いますが、後悔はありません!お陰で、沢山遊べました笑
その後、パートナーと結婚し、都市部で二人暮らしを始めました。
初めの2年はDINKsだったので、お互い毎月10万円ずつ(ボーナス時は15万円+)出し合って一つの口座に入れ、
①居住費
②自動車関係費
③食費
(家賃と駐車場だけで10万を超えるので、ちょっと足りない月も多かったです)
を払っていました。
残りはそれぞれの口座で管理し、各自のお小遣いとしていました。
(一緒に生活するようになってからのが、無駄遣いが減り、自分の口座も多少お金が貯まるようになりました)
そんなこんなで、お金のことはあまり深く考えず今まで過ごしていましたが
今年に入ってから、産休に入ったこともあり、今まで毎月当たり前に入ってきていた給料がなくなることに怯えていました。
(経緯は過去の記事を参照してください)
悶々と考えるうちに「お金」について真剣に勉強しなくてはと思うようになりました。そこで、産休を利用し勉強をして、FP3級を取得しました。
2家族構成と金銭管理
現在私(アラサー)は、パートナー(アラサー)と娘(0歳)と暮らしています。
パートナーの転勤に伴い、退職をしましたので、収入源は、パートナーの給与のみです。
FPの勉強後、早速我が家も「キャッシュフロー表」と「ライフプラン表」を作成しました。今後のライフイベントと、お金の流れをざっくり見ていくことによって、将来への漠然とした不安が消えました。費用がかかる部分はどこで、今後いくらぐらい貯蓄をしていけば、老後困ることなく生活できるのかを把握することができました。もちろん、人生は思いもよらない方向に変化することがあります。そのため、我が家では、この2つの表を年に1回見直すことに決めました。
基本的に家計用のクレジットカードはイオンクレジットのみに絞り(パートナー名義で私の家族カードも作成)、貯まったポイントは年に1回程度、商品券等に還元させます(大体年1〜2万円分の金券になります)。年会費0円で、近所にイオンが多いのと、コスモでの給油が結構安くなるため、使用しています。ETCカードも無料で作れました!使い勝手が良いので、オススメです!
ちなみに、独身時代・DINKs時代の各自の貯金等は各自管理です。投資したり、好きなものを買ったり、定期にしたり、自由に使います。ただ、大きな買い物をするときは、一応相談してからということになっています。
私は、社会人時代、いざ1人になって、働けなくても1〜2年は生きていけるくらい貯めました。今思えば、頑張りましたね!人生何があるかわからないのでまだ不安ですが。笑
半分は、普段使いのゆうちょの普通預金(ATM数が多く、楽天とあおぞらは手数料がかからずATMから出入金できるので便利)と、楽天銀行(利率0.1%)でためています。1/4はあおぞら銀行BANK支店(利率0.2%)へ、1/4は地方信用金庫へ(利率は忘れましたが、悪いです笑)入れています。
(パートナーは、無駄な買い物はしないタイプで、学生の頃からコツコツ貯金し、私の倍近く貯金があると思います…ただ、使うところにはバーンと使うタイプなので、注意が必要です)
3目標(貯蓄と使用)
先述したように、私とパートナーは個人で貯金が既にあるので、今回は世帯としての貯金についてお話しします。
うちの世帯での貯蓄目標は
①子どもの学費(15年後1000万円)
②老後の資金(30年後2000万円)
です。(家を購入する予定は現状ではありません…)
子どもは現在一人なので、1000万円ですが、今後増えた場合、2000万円になる可能性があります…(恐ろしい)。よく、子どもの教育費は一人1000万円かかると言いますが、注意が必要なのは、この1000万円は一気にかかるわけではないということです。一般的に、小中と公立学校に行った場合、まとまったお金が必要となるのは、高校入学以降、多くは大学入学以降の学費です。その他の多くのお金は月々の生活費や習い事の費用などで、一気にかかるというよりは、じわじわとです。ただし、うちは私が心配性であることと、子どもの教育にはお金をかけたいことから、15年後を目標に1000万円を貯めたいと思っています。
目標達成のためには1年でいくら必要かを以下の通り計算します。
1000万円÷15年=1年約65万円
また、老後の資金は30年後なので以下の通りです。
2000万円÷30年=1年約65万円
なんと、合わせて、1年で130万円も貯金し続けなければいけません…
月で割ると、月約11万円…
うちは一般的なサラリーマンなので、月11万円はMURI OF MURIです笑
パートナーの給料はとっても月並みですが、幸運なことにボーナスをいただいているので、ボーナスを夏冬それぞれボーナスを30万円ずつ貯金することとします。すると年60万円なので、残りは年70万円を月で割り(6万近くなりますが、ここは投資等で増やすと考えてw)月5万円を目標とします。
これであれば、うちの家計でも、ギリギリ貯金できそうです!
ただし、今の我が家の収入源はパートナーのお給料だけなので、贅沢はできなくなってしまう金額です…私も引っ越しが落ち着いたら、どのような雇用形態になるかは未定ですが仕事して頑張ります!
(ちなみに、現状で今後10年は、パートナーの家賃補助がほぼ全額出るので、かなり助かります)
私とパートナーの共通の趣味は「外食」と「旅行」です。
それぞれの趣味は、個人の貯蓄から捻出するとして、この2つの共通の趣味は、私たちの絆でもあるので、我慢せずにお金を使いたいと思います。
死ぬ時に後悔はしたくないですからね!
ということで、今後1年はパートナーのお給料が入ったらまず、貯蓄分を振り分け、残りで生活費をやりくりし、余った分で、旅行・外食の資金にしたいと思います。もしこの1年で「あれれ?足りないぞ?」なんてことがあれば、先述の「キャッシュフロー表」と「ライフプラン表」を見直し、収入を上げる方法を探ったり、削れる部分を精査していきます。ただし、「外食」と「旅行」は削りません!
自分の貯蓄と使用を考える際に、この譲れない部分と、目標が一番大切になると思っています。個人的には、ここを明確化しないと、生きている意味を見失うと思っているからです笑
4今後について
今後5年は、パートナーの仕事の関係でヨーロッパにおり、少しお給料も多めにいただけます。私も子どもも小さいこともあり、フルタイムでお仕事をするつもりはないのですが、少し働きたいと思っているので、予定より少し多めに貯めていけると良いなと思っております。
逆に、5年後から10年後は日本に帰り、一気に給料が減る予定ですので、私はフルタイムに復職しようと思っています。
予定外のことが起こっても対応していけるだけの貯蓄を用意しつつ、帰国後はそれ以外の分で投資等をして資産運用をしていこうと思っています。
5まとめ
今回の記事での重要ポイントは
・家計を共にする人と目標や貯金について話し合う
→ライフプラン&キャッシュフローを作成する
・一年に一回見直す
・いざ何か起こっても当分の間暮らせるお金を貯めておく
→残った分を目標別の貯金や投資に回す
長い人生の中、生活の状態によって、収入や生活費は変わってくるということを意識しつつ、自分の人生を悔いなく過ごせるように、お金について少し考えてみてもいいかもしれません😄