■「安心してください」は危険なワード⁉️
「安心してください」は危険ワード?
~高額取引で気をつけたいこと~
こんにちは、キッズラインの経沢香保子です。
皆さん、「安心してください」という言葉を聞いて、安心してしまったことはありませんか?
私は正直過去に何度かあります。なんとなく身持ちの綺麗な高そうな格好をしている営業マン、豪華な設備を持つコンサルティング会社、著名人の名前を出してきて信用させるようなことをする投資会社。
ダイレクトに「安心してください」を繰り返さずとも、安心させるようなワードや自分のことをよく調べて安心材料を乗っけてくることは大いにあると思います。
なので、私の中には違和感センサーを発動する時があるので、その体験談を今日は振り返ってみたいと思います。
昔、不動産購入で感じた違和感
ずいぶん前の話ですが、不動産物件でアメリカの中古物件を買うと、減価償却の節税になるという話を知り合いに聞いて、その時某有名会社さんと取引しようと思って話を進めてました。契約当日に、大勢の営業マンの方が会社に来て、私はサイン直前に「手数料が乗せられている」ことに気づいて、その場でサインをやめました。
CMもしてる著名な会社ですが、アメリカ不動産は通常買主が手数料を払うことはほとんどないので、おそらく私は情弱認定されていたのかもしれません。
契約前にいくつか本を読んでいたのと、あくまで投資であって手数料で節税分野利回りが吹っ飛んでも意味があまりないと思うし、もしかして私が気づかないと思ったんじゃないかと思って書いてきたのかもしれませんが、とりあえず延期という形にさせていただいて、その取引はやめました。
また、以前も、不動産購入を考えていた時がありました。いくつかの物件を見て回り、割と良いかなと思う物件に巡り合いました。ただ自分は2番手だったので、営業マンの方は、無理やり一番手にしてくれるために知恵を絞って、えーと思う手法を披露してくれましたが、私は、自分自身は信用第一でいきたいので、そのような方法でやるのはちょっと自分の信条に合わないと、正直にその方法はお断りしましたが…ビジネス的にみて不動産仲介する「会社側」としてはとても優秀で積極的な営業マンなのだなとは思いました。ただ、その方も「安心してください」を何度も何度も強調されたことは、逆に私を不安にさせました。
そこで、他の詳しい友人にも意見を聞いてみようと、その物件図面を送るために、再度SUUMOで検索してみると...その物件は「手数料無料」と書かれていたんです!でも、私に熱心に営業してきた会社は、手数料を見積もりに請求してきましたし、登記料なども通常の相場よりも倍近くも高く、リビングの壁を抜きたいなぁといったら●●●万円くらいですよと、それも相場より高い気がしました。そうやっていくつかの違和感が重なったのですが、私はお相手が素敵な方だったので、仕事ができるというのは事実なのだと思うので、もし「熱心な人だな」と本質的なところを避けて、せっかくだから熱心な人から買おうなどと思い、真剣に「自分の人生のため」に検討するのだ脳みそを使わなかったら、何百万円もなんなら1千万円近く余計に払うところでした。その人が熱心なのは仕事への忠実であって、相手のためではない場合もありますからね…自分は自分の信条を貫く大切さを思いました。
「安心してください」の裏側にあるもの
このほかにも営業は売るのが仕事ですから、いろんな手法で売りつけようとする人はいる思うのですが、この経験から、私は特に「安心してください」という言葉を多用する人には警戒するようになりました。なぜなら、この言葉は往々にして以下のような状況で使われるからです:
確実性がないものを確実だと思わせたいとき
相手自身が不安を抱えているのを悟らせたくない時
とにかく早く契約を結びたいとき(相手に詳細な検討や他社比較などの思考停止させるのがいちばん近道だから)
自分の利益を優先していることがわかってる時(それを悟られたくないとき)
抽象的な、「安心してください」という言葉は、ふわっとしててここの問題が解決されてない場合もあると思います。
本当の安心とは?
では、本当の安心とは何でしょうか?
私は、それは何よりも透明な情報提示と、具体的な事実と誠実なコミュニケーションから生まれるものだと思います。「安心してください」を100回言われるより、
「現在の状況はこうで、これからこういう対策を取ります。もしそれでも無理だったら〜〜な方法を考えますので、次は何日に連絡しますね、それまでの間でも何か気になることがあればいつでも聞いてくださいね。」
1日に何度も「大丈夫です」「安心してください」など相手の考えが変わってないかと電話してくるより、そういうやり方の方が相手が勝手に安心すると思うのです。相手を安心させるには「事実」の積み重ねしかありません。
ただ確かにめんどくさがりの方や、お金が唸るほどあって決断コストがめっちゃ高い場合には、その方法がいいという方もいらっしゃると思います。
自分を守るために
高額な取引、特に不動産や保険などでは、自分を守るために(というか不用意なコストを避けるために)、私は、以下のことを心がけています。
複数の選択肢を比較する(いわゆるあいみつですね)
急かされても冷静に判断する(本当に欲しいと思ったら自分が一番真剣になるべき)
具体的な説明を求める(もしそうではなかったらどうするのかのBプランを聞く)
自分で調べ、知識をつける(実はこれが一番大事で、業界の常識は業界以外の人にとってはカモになることがあります)
結局、最後責任を取るのは自分ですから、相手に押されてというのは後悔の一因になりかねないので、結局嫌な思い出にはなりたくないものですよね。
自分で考える
実は、私は人間って脳みそを使うのが一番疲れるのではないかなと思います。「安心してください」という言葉は、時として私たちを楽にさせます。「安心です」=「安心なのか」と思わせてしまえば相手の思うつぼです。一番楽ですしね。
私はこう書いていますが、相手を否定してるわけではありません。営業マンは悪意を持っているわけではないと思うからです。「会社のトークスクリプトがそう」「数字を上げたい」「自分が昇進したいから」「これが相手のためになるはず」「相手が欲しがってるから」「物件は唯一無二だから」「業界の常識」などさまざまな理由があってのことだからです。私は不要なコストをかけたくない、不要なリスクは取りたくないなので一旦中止しよう。そう判断しただけで、その営業マンから物件を買って幸せになった人もたくさんいると思います。
政治家も公約と現実が違うのは、本当はそうしたかったけど派閥の理論でできなかったという場面が多いでしょうし、営業マンも、自分としてはなんか違うけど会社の指示だからなどだと思います。ただ、その言葉の裏側にある本当の自分の状態を見極める力は「自分自身」に求められていると思います。
高額な買い物や重要な決断の前には、疲れますが脳みそを使いましょう。自分にとって大切なものは何か。自分は何を根拠にそう思うのか。決断は全て自分の責任です。毎回毎回決断のたびにしっかり考え抜いていくことは、自分自身の頭の中の決断の精度を高めていくものです。決して何事も相手に委ねてだから大丈夫ということはないのです。アドバイスは誰でもできますが、人生の責任を取れるのは自分だけです。迷ったらちょっと待つ、時間をかけてみるというのも大切な決断だと思います。
というわけで、最近は「正直不動産」にハマって勉強ついでに楽しんでいます(私はNHKドラマの方をオンデマンド動画でみていますが、私の担当美容師さんは漫画も面白いと言ってました!)
最後に
実は、私たちキッズラインは、4300名のサポーターさんの詳細なプロフールをオンラインで全部口コミも含めて公開しています。そして、お客様がシッターさんを選べるように検索機能も豊富につけて、オンライン事前面談などもできるようにしています。なので自分でいいと思うシッターさんや家事代行サポーターさんを探せる仕組みです。でも、もちろん忙しいご両親にとっては何人にも面談してその中から探したりするのは時間がない、「とりあえず今日はどうしてもなので、きてほしい」というニーズもあることもわかっていて、それも大事なことだと思って私たちも頭を捻っています。私はお客様のニーズにあった、サポーターさんの働きやすいこと両方を大切なことを考え抜いていきたいと考えています。(なのでキッズラインのサポーターさんは時給を自分で決めることができます)
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それでは最後までお読みいただきありがとうございます。