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ノープランで巡るひとり旅〜スウェーデン週末の冒険〜
2024年12月、初の単独スウェーデンへは仕事の視察で訪れたが、最後の土日はみっちり遊んだ。
そう、朝から晩まで(日没が昼過ぎなのでほとんど晩 笑)遊んだ。
しかしこの旅、いつもとは違う方法で楽しんだ贅沢な旅であった。
年が明けた今、そろそろ次の旅の行先を決めているまさに今。
全然まとめきれていない、前回の旅をどうしても忘れたくないので備忘録として残しておく。
なんだか最近疲れたなぁ。なにも決めずにのんびり一人旅がしたい。でも全く決めないのも不安だから、いい感じの所を掻いつまんでおきたい。
という方に向けて。
日本から直行便がスタートした2025年。スウェーデンで過ごす、おすすめプランをどうぞ。
綿密な計画はなし、で臨んだスウェーデン旅
私は一人で旅をするとき、必ず「地球の歩き方」からその計画をスタートする。
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さらに、旅系YouTuberのニッチVlogをくまなくチェックするタイプである。
せっかくお金も時間もかけていくのだから、「みんなが勧める場所は見ておきたい!」というミーハー心が疼く。
そして、「〇〇に行ったなら、これを見るべき!」という情報を見落とした場合のショックも地味に大きく響く。
しかし、今回は話が別だ。メインは医療現場と高齢者福祉の視察。
そちらの準備やあれこれで、この私が(?)観光のための下調べをする時間も気力もなくなってしまっていた。(力不足)
そんなスウェーデンについて私の知識といえば、
木彫りの馬(なぜかは不明)
森、湖、綺麗な街並み
魔女の宅急便の舞台!!
それくらい。あとはフィンランドと混ざっている有様である。(こら)
現地の人のおすすめに、勝るものはない。
そんな時、救世主が現れた。
私の数少ない友人の一人で、心から尊敬している、とある方がスウェーデンに昔住んでいたという友人をつなげてくれたのだ。
ありがたいことに、Zoomで話す機会も得られ、ここぞとばかりに「行くべき場所」「食べるべきグルメ」を聞きまくった。
さらには、視察で散々お世話になったスウェーデン在住のダールマン容子さんにも、最終日にふわっとおすすめスポットを聞いてみた。
結果、これは本当に素敵だった。やはり現地の人に聞く旅は最高である。
今の私を知る人が、過去に行ってよかったおすすめを、おすすめしてくれるのである。
事前情報ゼロ、調べる余裕もなかった状態だったが、結果的に私の人生で忘れたくない、二度とない素晴らしい経験になった。
この場を借りて、そのプランをこっそり備忘録として残しておく。
歴史ある美しい湖畔の街を歩く(シグトゥーナ)
視察が終わり、翌日まで高揚感で現実離れしていた私が向かったのは、ストックホルムから列車で約1時間のシグトゥーナ。
まるで、絵本の世界に迷い込んだかのような可愛くて素敵な街並み。
ずーーーーーっと歩いていたくなる。(寒さがつらくなければ)
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シグトゥーナ(Sigtuna)は、ストックホルムから北西約50km、メーラレン湖畔に位置するスウェーデン最古の町の一つです。970年頃、エリック勝利王によって建設され、スウェーデン初のキリスト教国家として発展しました。
※詳しくは下記の記事でも⇩
カフェで一休みしていると、気づけば時刻はお昼過ぎ。
隣に座っていたスウェーデン人のマダムに(70代前後)
「あなた、ここはとっても素敵だけれどお昼をすぎると真っ暗よ!観光ならそろそろ出たほうがいいわね・・・!」
と急かされ、後ろ髪をひかれながら次の目的地へ。
魔女宅モデルの街で、美食とクリスマスマーケット(ガムラスタン)
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(マフラーなどのコスプレver.は運が良ければ見れるらしい。)
午後にはストックホルムに戻り、夕方からガムラスタン(旧市街)を散策。
12月の上旬、スウェーデンではどこもかしこもクリスマスマーケット祭りである。
12月10日過ぎに帰国した際には、クリスマスは終わったのかと思うほどのギャップ。笑
すでに15時頃には真っ暗だったが、クリスマスマーケットの賑わいに、ひとり胸が躍る。
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そして、この日の夕食はおすすめしてもらったレバノン料理へ。
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人生初のレバノン料理をスウェーデンで食べる。これも未知なる体験である。
それはそうと、ここのフムスが絶品。そして、店員さんおすすめのババガヌーシュに心を奪われた。再訪決定である。
「ババガヌーシュ」が聞き取れなくて一苦労。笑
その後、ノーベル賞授賞式ウィークの特別なライトアップを楽しみながら、市庁舎までの夜散歩。
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このノーベル賞ウィークのみやっている市庁舎のプロジェクションマッピング。日本でいう、ディズニー並みの迫力で一人密かに大興奮。
マイナス気温の橋の上で寒さに震えながらもずっとみていた。
おすすめを巡る旅の醍醐味
人におすすめされた場所を巡る旅も、なかなか味わい深い。
何より、"現地を知る人が、私を知って選んでくれた場所" というのがエモい。(勝手に)
最近の私の旅行スタイルは、「ひたすら現地の人におすすめを聞いて、勝手にガイドツアーを組んでもらう」という方法に落ち着いている。
人任せ。他力本願。
きっと、私のこのnoteを読んでくれている方にも、今回の旅がヒットするだろう。(そうかな?笑)
最終日の日曜日に訪れたおすすめスポットも、書き切れないので次の機会に聞いて(読んで)ください(笑)。
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