タコと学ぶハワイ語*ハワイ語の基礎キソ編*
今回は「ハワイ語で文章を作る」、基礎知識編です。
ハワイ語のクラスで、先生が「ハワイ語はタコに例えて文章を組み立てていくの」と、最初の授業で言いました。
「分かりやすいように、先生が絵で説明してくれるってことかな?」と思っていたら、私の先生に限らず、ハワイ語の文章組み立てを勉強していくとき、タコになぞらえるのが基本なんだそうです!
そのときの授業で「タコかぁ」と思い浮かんだのは、こんなタコ。
でも、先生が描き始めたのは、下図のようなリアル・タコだった(笑)
そして、リアル・タコを描く必要がある意味が、あとで分かりました(どっちのタコも、PCのペイントを使って今回のために自分で描いたので、下手ですが…。)
こちらが先生が描いた形のタコ(を、私が描き直したもの)↓
ハワイ語も左から右に文章を書いていくので、タコは横向きである必要があった!
POʻO(ポ・オ): 頭
PIKO(ピコ): へそ
ʻAWE(ッアヴェ): あし
※生物学的に正しいか…とかあるけど、あくまでハワイ語の基礎としてご理解ください!
そして、なぜ「タコの頭・へそ・足」…が大事になっていくのかと言うと、各文法の決まりによっては「この用語はPOʻO(頭)に置く」とか、「固有名詞がPIKO(へそ)にあるときには〇〇という決まりがある」とか、「そのPIKOでの決まりは、同じ単語でもʻAWE(あし)に置く時は、そのルールは該当しない」…など、目印になっていくのです。
なので、ハワイ語の文章を読んだり書いたりするときは、「どれがタコの頭で、へそで、足なのか?」ということに、いつも気を付けています。
(こうして書くと、分かりにくくて、すみません…。)
とりあえずハワイ語で、基礎の基礎の、重要ポイントです、タコさん!
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<ハワイ語・PEPEKEシステムについて>
クラス受講時の私の英語の理解が危うい部分なのですが、ハワイ語はだいぶ前のnoteに書いたように、もとは口語なので、ハワイアンたちにとっては文字化されていませんでした。その後、1800年代以降に、アルファベットの一部を用いたりして、ハワイ語が文字化され、整備されたと私は理解しました。
そのとき整備されたハワイ語(文法)を「PEPEKE(ペペケ)」と呼ぶ…のだと思います。そして、このPEPEKEシステムで、タコ型が使われるようです。(この部分は覚えなくて良いのですが、テキストで新しい文法を学ぶたびに、タイトルに「PEPEKE ~」と登場するので、メモ書きです。)
ハワイ語をネイティブかのように話せるクラスメートは、「PEPEKEをどう訳すかとか、あんまり気にしなくていいよ」と、戸惑う留学生の私に声を掛けてくれました。
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今日も例文作成まで行きつかなかった…!
次回の文法noteは、本当に文章を作成していきます!
A hui hou! See you!
ワイキキ水族館で前に撮った写真
【過去noteより(ハワイ語関係の投稿を抽出)】
13個の文字…そもそも文字は不要だった*ハワイ語の文法 1*