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古今東西猫の句紹介⑦

公園こうえんねこのあり漱石忌そうせきき

俳人 矢島 康吉
季語 漱石忌 冬の季語 


夏目漱石の代表作に「吾輩は猫である」がある。

小説の始まりは、「吾輩は猫である。名前はまだない。」であるが、公園で餌をもらう猫に名前はついていて、飼われている吾輩には名前がないという、普通とは違う思いがけなさがおもしろい句だなと思い出す。





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