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あの人と、一碗の時間を過ごしたい

 半年あまりしか、茶の湯を習い始めて立っていないけど。あの人と、緑の庭か静かに雪の降る庭を眺めながら、僕のお点前で薄茶か濃茶か飲んでみたかったと近頃、思えるようになった。
 茶の湯がもたらしてくれるだろうと思える豊かな時間の経過を、勝手ですが想像するようになりました。
 そんな相手として選ばれる自分になれるように、今しばらく茶道教室に通おうと、決意を新たにした次第です。

p.s. この文書を書いて一時間後に、行き詰っていた自作の小説に打開策が芽生えました。上の話を深く掘り下げて広げて、そしたら次への展開へとつなげることができました。日常生活と創作とは、つながっていると再確認。日々の刹那の心の動きに、目を凝らして耳を澄まして自分の変化を捕らえていく。そこに創作の次へのステップが見えて来る、と。 


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カゲロウノヨル
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