念願! 山口の生外郎食べ比べ会をやってみた
こんにちは。
先週山口に帰ってきましたが、寒波の影響で雪の中での旅でした。
予定に変更など入りましたが、交通機関に乱れはなく、楽しい時間を過ごしました。
今回の山口へ行く主目的は、ずっとやってみたかった山口の生外郎食べ比べ会開催。
知名度の高い外郎と言えば、名古屋を思い浮かべるでしょう。
実は、山口にも名古屋の外郎とはちょっと食感の違う外郎が昔から伝統銘菓として受け継がれているのです。
山口の外郎に関する過去記事はこちら↓
外郎そのものは、朝鮮半島の渡来人が伝えているのは濃厚そうです。しかし、上記記事では京都から山口へとしていますが、室町時代に山口周辺を治めていた大内氏が渡来人であったため、直接外郎が伝わった説もあるようです。謎めいてますね!
室町時代から受け継がれている山口の外郎。わらび粉が使われているためプルプル。そして、1度蒸しのみの生外郎はそのプルプル食感がもっとも感じられるのですが、賞味期限が何せよ短い(2日~4日)
山口の外郎は、山口外郎発祥の福田屋さんの製法を受け継ぐ御堀堂だけでなく、生外郎を作っている和菓子屋さんがたくさん存在しているのです。
生外郎食べ比べ会の目的
そこで、山口を盛り上げる作戦会議室メンバーに募集をかけて、生外郎食べ比べ会を開催することにしました。ありがたいことに9名も参加して頂きました。
山口県下でいろいろな和菓子屋さんが作っていることを知ってもらい、自分の好きな外郎を見つけよう!を目的としました。
今回準備した生外郎は、、、
【山口市】
御堀堂
田原屋
本多屋
松田松栄堂
兄弟堂
【防府市】
数井製菓
【岩国市】
古田秋栄堂
※本来であれば、【美祢市】のおほげつの生外郎も用意する予定でしたが、雪の影響で美祢まで行けず。その代わり、参加いただいた方が古田秋栄堂のういろうを買ってきてくれていました!
※豆子郎は、会社として、外郎ではなく外郎菓子とされているようなので、
今回は外郎として販売しているものを購入しています。
生外郎食べ比べ会開始!
今回は、「こしあん」の生外郎を一口大に切って、
目隠しして順番に食べていきます。
田原屋の外郎は2種類あるため(大内外郎、田原屋外郎)、合計8種類を食べることになります。
目隠しすることで味覚に集中できるので、弾力、味が違うことは口に入れてみると、よくわかりました。
種類が多いので1人2票で、好きな外郎を選んでいきます。
そうすると、思った以上にばらつきが出ます。食感の固い方がいい、やわらかい方がいい。味が濃い方がいい、やさしい方がいい。
今回、参加いただいた方は、それぞれ”押し外郎”ができ、楽しんでいただけたようです。
また、場所は徳山の田原清香園をお借りして、ほうじ茶を淹れて頂き、充実した時間でした。田原清香園様、ありがとうございました!
各外郎店でこしあん以外の味もある
また、こし以外で特徴を出したほかの味も各外郎店で出しています。
こし餡以外の他の味もお試しください🫶
そして、生外郎は山口県外では滅多に出回りません!
※東京の山口アンテナショップで曜日限定で販売のみ
各外郎店でこだわりの外郎を作られているので、もう少し深掘りしてこれから記事にしていこうと思っています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます😊
食べ比べ会で購入した山口の外郎店マップ
この記事が参加している募集
読んでいただき、ありがとうございます😊 ぶちうれしいです。山口の記事を引き続き書いていき、山口好きを増やしていきたいと思います✨