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欠点をとった翌日、家族会議の結果
学期末試験が終われば成績を出すのが毎学期の教師の大事な仕事。中にはどうしても欠点をつけなければならない時もあります。
そして担任の大事な仕事の一つが、成績会議が終わった後に、欠点がついた生徒への家庭連絡です。
担任をしていた時、ある生徒に欠点の連絡をしました。
翌日、その生徒が落ち込んでいないか心配しながら「欠点のこと家族で話した?」と声をかけたら神妙な顔で言いました。
「うん。家族会議になった。めっちゃ話したった。で、結論」
「お前はアホや!」
ってことになった!」と大きな笑顔で言って
がはは!
と笑ったのです。つられて私も大爆笑。周りにいたクラスメイトも「お前な〜」と言って笑っています。
「お前はアホや!」に前向きなエネルギーと家族の愛情しか感じられませんでした。
「欠点をとったこと」が問題なのではなく、それをどう捉えるか、それにどう向かうか。欠点をとることは大した問題ではないんですよね。
欠点を笑い飛ばす力。ブラボー!
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