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爆発する学ぶ楽しさ

アメリカの高校で日本語を教えていた時、初めて日本語を勉強する14歳の男子生徒がいた。超明るいポリネシア系の生徒で、日本にいたらすぐにクラスの人気者になっていそうなほど面白くて、自分の感情を素直に表現する生徒。自分の感情をみんなの前で溢れんばかり表現する生徒だった。

耳で聞いて学習するのがとても優れている明らかなAuditory Learner(聴覚タイプ)で聞いたように話し、それを自分が使いながらも急速に学習して行った。

特に、ひらがなやカタカナの練習をし始めたときの彼の高揚ぶりは見ていて気持ちがいいぐらいで、今まで見で聞いてきたものをどのように文字に落とし込むかがわかったときの学ぶ楽しさが爆発している授業だった。

そして、次の日、彼が覚えたてのカタカナでノートに書いてきたものがこれ。ニコニコしながら見せてくれた彼のこと、私はずっと覚えていると思う。どうやってこの授業が好きかを伝えられるか考えてくれたのかな。学びとはこれぐらい楽しくてその楽しさが弾けるものだと教えられ、感動しました。

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ありがとう。


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Kae Takaoka
Teachers of Japanではティーチャーアイデンティティ (教師観)の発見を通じて日本の先生方がもっと自分らしく教育活動に専念し本来は多様である「教師」の姿を日本国内外へ発進しています。日本の先生の声をもっと世界へ!サポートいただけたら嬉しいです。