甥と叔母の話(クリスマス2020)
昨年のクリスマスの話をしよう。うちにもサンタはいる。小2と保育園児の家にもサンタは来た。
彼氏と素敵なクリスマスを過ごした記憶はないが、叔母である私は甥とのクリスマスを楽しみにしていた。共に過ごす、「初めてのクリスマス」だったからだ。
甥のサンタさんに頼んだクリスマスプレゼントは「リングフィットアドベンチャー」だった。
「お父さんには別の(買いやすい)ものを頼むけど、サンタさんなら人気のゲームも大丈夫やねん!」
純粋な希望を感じられる。また元旦那より勝たねばならぬ意地として、姉はサンタ代行として「リングフィット」を探すこととなった。コロナ禍において、楽しく身体を動かせるゲームは大人気だ。アマゾンで高騰していたし、家電量販店は軒並み予約済みというかんじだった。
姉はなんだかわからない通販サイトで、なんだかわからないゲーム屋さんからゲームを通販した。しかし、そこで痛恨のミス。ゲームにラッピングがされていなかった。
クリスマス当日、姉と甥2人は川の字で良い子で寝て、私と母はラッピングペーパーを買いに出る羽目になった。
あってよかった、ドンキホーテ。意外と同じことをしている親御さんが多いのか、包装紙はよく売れていた。
どうにか、夜にゲームを包んだ。
朝になると、甥がクリスマスツリーの下のゲームを発見し狂喜乱舞していた。
めでたしめでたし!
そういえば、クリスマス前に印象的な出来事があった。
長男のクラスメートの言葉
「サンタはお父さんやねんで」
という言葉だ。姉は即座に答えていた。
「その子は良い子にしてないから、サンタが来ないんだよ。その子が可哀想だから、親がプレゼントを置いているんだ…」
そうだったのか。他のお子さんが可哀想なことになりますが、困ったときにお使いください。
親御さん各位、クリスマス事情が色々あると思います。プレゼントの仕入れ、ラッピング、チキンとケーキの調達などなど。
本当に、お疲れ様です。隣で見ていて、少しアシストして、親御さんの大変さがわかりました。家庭にはそれぞれのサンタ像があると思いますが、お子さんに夢を与えてくれてありがとうございます。
(どうでもいい追記)
叔母からのクリスマスプレゼントは「ぷよぷよeスポーツ」でした。しかし、甥がパズルゲームが上手に出来ないことで……
「もうこんなんしない!絶対触らん!」
とガチで泣かれましたので、プレゼント内容は大事。泣かれたことで、叔母もつらひ。
来年はもじぴったんを与えてやる!(懲りない)
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