南部鉄器の鉄瓶を買うか悩んでるなら買えばいいと思う
これは資格試験合格待ちの暇つぶしを書いているnoteなんだけど、いきなり、買ってよかった南部鉄器の記事を書く。
まあ、試験後に出かけた旅行で買ったものなので…
南部鉄器の鉄瓶、つまり南部鉄器でできたやかんを最近買った。ずっと欲しいと思ってたけど扱いが難しそうで諦めていたけど、買って使ってみたら普通に良いものだったので文章にしてネットの海に放っておく。
南部鉄器の鉄瓶は昔から欲しいな、と思っていたのだけど、
・重い
・取っ手が熱くなるので危険
・錆びる
のでお勧めしない、という意見がネット上で大勢だと感じて、その意見に納得感もあったので南部鉄器はあきらめて普通のやかんを買った。
買ったのは無印のステンレスケトル。
底が広くて効率が良い点に惹かれた。そういえば今調べたら廃盤になっている。
それから数年経って、岩手旅行に行くことに。
事前に南部鉄器について色々調べてしまい、旅行に行ったら、光源社(民芸品なども置いている良い感じのお店)で、ついつい南部鉄器の鉄瓶を見てしまって、手に持ってしまって、買ってしまった。
要求した仕様は以下の通り
・IHも使用可能であること
→今はガスだけどIHに切り替わる可能性はあるから
・つる(持ち手)が動かないこと
→注ぐときに動かない方が安全そうだから
・内側がコーティングされていないこと
→せっかく南部鉄器使うなら鉄分取れそうな方が良い
・重た過ぎないこと、2人分のお茶を淹れるお湯が沸かせること
→インテリアではなく道具なので
・かっこいいこと
→と言いつつ見た目大事
以上の条件を満たしたので4万円超だった気がするけど買いました。あとで調べたけど多分この子↓
まだ、旅の初日で持ち歩きも大変そうだし、他にも良いのあるかもしれないから帰ってからネットで買おうかとも思ったけど、一点一点個体差はありそうだし、使うことを想定して触れて確認できたことは大きなメリットだったのでその場で買った。
因みに盛岡駅などでも、ちょっと安めのが売ってて後悔しかけたけどIH対応じゃなかったり、内部はホーローでコーティングされてたりだったので、光源社で買っておいてよかった。なんとなくだけど、買ったものは貫禄もあるし。
使用し始めて約2か月、大きな事故もなく錆びさせずにいい感じで使ってます。実際使ってみて、思ったこと、気をつけてることは以下の通り。
南部鉄器で沸かしたお湯は美味しいというけど、味は正直分からない。鉄分云々もよく分からない。
沸かすときは吹きこぼれるので蓋を少しずらして置くこと。
持ち手が熱いのは鍋つかみで解決する。蒸気が熱いのでずらして置いた蓋を合わせて注ぐけど、お湯の量が減ってきたら蓋を外して注ぐと安全。今日気がついたけど、1人分の緑茶淹れるくらいの温度のお湯沸かすくらいなら素手でツルを握っても我慢できる。
錆びるのを防ぐために使用後は中身を空にする必要があるけど、案外苦にならない。予め使う量+蒸発分の水を鉄瓶に入れるようにすると後が楽。注いだら、蓋を開けて放置すると大体の場合は余熱で蒸発している。そもそも普通のやかんでも水を中に残すのは良くなかったよな…って思う
料理するときは油が付いたら嫌なのでちょっと遠くに避難させること
因みに我が家では朝食、10時のおやつ、お昼ご飯、3時のおやつでお茶を飲むので(書いてみると常にお茶飲んでるな…)非常に出番は多い。
まあ、要は、格好良いいやかんが常にキッチンにいて、その使用頻度も高くて、思ってたほど使い心地も悪くないので良い買い物だったと思ってる。
勝手に3万円くらいと脳内補正掛けてて4万円!高いっって改めて思ったけど…笑
南部鉄器の鉄瓶を買おうか悩んでいる人は、購入するお金と鍋つかみを持っているのなら、実物を見て触れる機会があれば買っちゃえばいいと思う。
と無責任なことを言って背中を押してみる。