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パッションフルーツ 株の重さ
パッションフルーツの枝の数などは、以下で書いたのですが、
3本のエスター線で、パッションを釣っているのですが、ホントに強度大丈夫なの?っていうのを確認するため、1株で何kg、エスター線に何kgかかっているというのを計算してみたいと思います。
1.重さ標準栽培時
エスター線にかかる重さを計算してみました。
エスター線は、3m毎のハウスの梁で支えられているので、3m毎の重量を考えてみますと、
枝が3kg+果実11kg=計 14kg
おっ、これなら全然大丈夫そう。むしろ、メロンのほうが大変そう。
![](https://assets.st-note.com/img/1647920815325-UH19D2EAUU.png)
2.重さ目標栽培時
続いて、目標栽培時の数値です。
枝数、果実数ともに増えますが、、、
結果、枝5kg+果実24kg=29kg/3m
→ 30kgの子供がぶら下がっている感じ。
うーん、それなりにしっかりしないと、トラブりそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647921041859-QQGkSfGjOG.png?width=1200)
3.ちなみにメロンの重量
ざっくりですが、大玉を作った場合、
実3kg+枝3kg=計6kg/株・40cm=45kg/3m
これでも、大した重量じゃないですね。
3m毎のハウスの梁に支えられているのが、大きいです。
エスター線としては、45kgずつ支えればよいですが、ハウス全体に、メロンの重量がどれだけかかっているかと言うと、45kg☓14本☓8列=5040kg 5tになります。
4.さてエスター線の強度
農業やってない人にとっては、エスター線=エクセル線とは、なんぞや?ってところから始まりますが、こんなやつです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647921278336-AMtbb01IxV.png)
ポリエステルで出来ていて、針金とかだと、錆びて強度が落ちる所、強度が落ちない、軽いというのが魅力です。(強度は鉄線の2倍。針金の1/6の軽さ)
一方、絡まって、イライラするというのもありますが、まぁ、慣れれば、多少マシになります。
さて、強度ですが、いぼ竹はよくわかりませんでしたが、これは、はっきりしていて、以下の積水樹脂の電子カタログによると、以下の通り。
![](https://assets.st-note.com/img/1647921594520-VNoE1qIBlb.png?width=1200)
私は、1列あたり、2.5mm1本、2.0mm2本の、計3本で支えており、破断強度の合計では、215+140*2=約500kg
あれ?全然余裕。
全部1.8mm☓3本 計330kg でやってもいいくらい??
まぁ、局所的に重量かかることもあるので、2倍の余裕は見るにしても、もうちょい規格ダウンしても、全然問題なさそうです。
![](https://assets.st-note.com/img/1647922163096-XK3W6W1nKb.png)