いらっしゃいませ、地獄ですか?こちらへどうぞ
最近、思い悩むことが増えた。
将来のビジョンについて、このままでいいのかと何度も考える。
人生という有限の時間のなかで、いかにベストを尽くせるか。
今の仕事と新しく始めたプログラミング勉強、どう両立させていくか…
そう、何か大切な壁にブチ当たっている、と実感するときが多くなってきた。
そんなとき、いつもやることがある。
ぜひ、あなたにも一度試して欲しい。
今まで出会ったことのない爽快感を得て、限界を超えることにコミットできるかもしれない。
先に言っておくが、
決して怪しい注射をチクリとしているわけではない。
変な粉を吸引しているわけでもない。
だからどうか、通報はしないでほしい。
壁を超えるためのルーティン
わたしが思い悩んだときに必ず行うこととは…
そう、
「激辛のモノを食すこと」
このルーティンは、もう学生の頃からやっている。
部活で大変な思いをしたときも、新社会人で思い悩んでいたときもだ。
最初は辛いモノは得意ではなかった。
なんせ、わたしは生クリームが好物な大甘党である。
なぜ激辛を食べるのか
学生ながら、わたしはこう感じた。
激辛に挑むことと、抱えている問題を解決させることは似ている
抽象度が高いが、つまりはこういうことである。
激辛に挑んだ人はわかると思うが、モノによっては一口食べただけで悶絶するような食品がある。
いや、食品とは思えないモノもある。
その瞬間、自分との戦いが始まるのだ。
もう見たくないと思う感情、もう入れたくないと拒絶する口内に対して、いかに気合いと根性を発揮できるかの勝負である。
ときには、手や唇が震え上がることもある。汗が一切止まらなくなるときもある。
ただ、そこで諦めるかどうかで勝敗は決まるのだ。
問題を解決することも同じである。
まず、直面した問題にしっかり向き合うこと。
誰かにどう思われるか、自分にそんな能力があるのか、失敗したらどうすか。色々思い悩むことは多い。
しかし、思い悩んだだけで解決できることなど、皆無なのである。
ハッキリ言って、時間の無駄だと個人的に思う。
対峙した壁を越えられるは、逃げずその壁に挑み、最後まで諦めなかった人だけである。
要は、つべこべ言わず行動しよう。ということなのだ。
これは常に自分に言い聞かせてきた。こんな偉そうに言っているが、何度も挑戦せずに逃げてきた問題もある。
ただ、あのときちゃんと向き合って解決していればよかった、と後悔の念だけが残るのだ。
激辛を完食することと、問題を解決させることに対する姿勢に関して、わたしは同じである。
手を止めず、最後まで投げ出さない。どんなに辛くても、根性で乗り切る。
だからこそ、激辛と努力だけは辞められないのである。
今回の挑戦
人生の分岐点となりそうな悩みなので、生半可は激辛ではいけないと思い、色々調べて決めた。
今回挑戦したのがこちら。
「ペヤング 獄激辛にんにく やきそば」
もう、ただの激辛では満足しなくなっている。
一般の辛口やある程度の激辛など、物足りないのだ。
獄激辛、なるほど。
興味しかない。どんな刺激を与えてくれるのだろう。
中途半端であったら、困る。
噛ませ犬のような存在でないことを、ただ祈る。
誤解されてしまいそうなので、先に弁解するが、わたしはドMではない。
あれ?剣山でも食べたっけ?
満を持して3分後、湯切りを果たし決戦が開幕した。
粉末等を入れ、混ぜる。
おや、全然辛くなさそう。
それが、ヤツの第一印象であった。
パッケージの面構えといえば、数々の悪行を平然とこなしてきた極悪そうなニンニクだが。
なんだ、内面は優しいのか。
たしかに、どの工事現場でも刺青だらけの職人さんに必ず会うが、みな優しい。
そんな穏やかな気持ちで、一口食べてみた。
あれ?剣山でも食べたっけ?
剣山とは…花の根本を固定するのに使用される生花の道具である。
気付けば、口内には激痛が走り、毛穴からは大量の汗を放出している。
唇が痺れてきた。ああ、汗が止まらない。
思わず、席を立ち2分くらい部屋の中を無言で歩き回る。
そう、食品と思えないレベルのモノに遭遇してしまったのだ。
危険性をお得意のポケモンで例えるならば、こうだ。
マサラタウンを旅立ち、初めて草むらで遭遇した野生のポケモンが「Lv.70のミュウツー」だったくらいの絶望感がある。
間違いなく、これだけは言える。
今までの27年間の中で、最も激辛である。
衝撃のファーストタッチが落ち着き、席に座って決戦の続きをしようと箸を持ったとき、手が少し震えている。
体はまさに正直である。
生命の危機に直面したときの反応は本能である。
体内にこれを入れてはならない、胃がそう熱弁している。
しかし、一瞬でも怯めば、極悪にんにくに目を合わせることさえ困難になってしまう。
そう思い、意識がもうろうとする中、がむしゃらに口内へ放り込んだ。
もう、辛いという概念は全くない。
ただただ激痛なのだ。
ペヤングさん。
獄激辛ではなく、「獄激痛」の間違いだ。
鼻セレブのような優しい包み込み
さすがに生命の危機を感じ、真っ向勝負するのは諦めた。
もう、ヤツに勝てる方法はただ一つ。
あの、救世主に手助けしてもらう他ない。
かなりの屈辱だが、致し方ない。
マヨネーズの登場だ。
本当の奥の手である。
これでも耐えきれなければ、完全にわたしの敗北は確定する。
そんな覚悟で、決戦の続きのゴングを叩いた。
うお、これは…まさに、
鼻セレブのような優しい包み込み
このセリフ以外、考えられないほどの優しさだ。
まるで、さきほどの剣山が嘘かのようだ。
マヨネーズを開発した人の真の意図が理解できた。
これは、野菜やお好み焼きなどにかけるために開発されたわけではない。
この獄激辛にんにく、という暴君が酷使する剣山を優しく包み込むためだったのだ。
今まで誤解していて、すまない。
こんなにも偉大な存在であったことを再認識させてもらった。
結局は気合
わたしはマヨネーズという助っ人にカバーしてもらいながら終盤戦に臨んだ。
ん、何か様子がおかしい。
ジワリと、再び口内へ激痛が走るのだ。
現場の状況を確認したところ、鼻セレブのような優しさで剣山を包んでいたが、すでに貫通して破られているとのこと。
あまりの緩和の短さに驚いた。
まぁ、無理もない。
アンパンマンに例えるなら、カバオ君という名脇役がどんなに活躍してくれようとも、カバオ君がバイキンマンを倒したことはない。
応援というお力添えをしているに過ぎないのだ。
そんなことは小学生の時に学んでいたのに、マヨネーズを買い被ってしまった。とんだ誤算だ。
結局のところ、気合だけが大切だ、ということに気づいた。
そして、決戦開始から10分ほどで完食に至った。
死闘で学んだこと
今回の死闘で学んだことは、
どんな困難な状況でも諦めてはならない、ということだ。
問題にどう立ち向かうか、どう対処するべきか、色々思うことはある。
しかし、大切なのは「諦めずに行動できるか」どうかなのだ。
どんなに天才であっても、行動しなければ何も生まない。
要は、思い悩む時間があるのなら、さっさと動け!ということ。
今後もそう、自らに言い聞かせて行動していきたいと思う。
あなたも是非、獄激辛という地獄へ足を運んでみてはどうか。
※辛いものが苦手な方は、絶対に挑戦しないでください。一口食べて、残りはゴミ箱へぶん投げるハメになります。
お知らせ
貴重なお時間のなか、ご覧いただき誠にありがとうございます。
今後の活動についてお知らせがあります。
noteの記事投稿ですが、基本的に日曜日のみとなります。
仕事の状況次第では、3日おきに1記事投稿できる時もあります。
現在、仕事とプログラミングの勉強の両立をしているため以前より使える時間が減りました。
引き続き、マイペースでnoteを続けていきますので宜しくお願いします🙌
----------------------------------------
最後までご覧いただき、誠にありがとうございます💐
少しでも関心や興味を持っていただいた方は、
「スキ」や「フォロー」していただけると幸いです。
心の底から励みになります。
いただいた「コメント」は必ず目を通して返信させたいただきます。
よければ、他の記事もご覧いただけると嬉しいです。
㊗️Twitterをはじめました🙌
noteのプロフィール画面にて連携しておりますので、よければ覗いてみてください💡✅一緒に読んでほしい
✅自己紹介
✅わたしのモットー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?