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【読書】読書は右脳を活性化させる!?『トップ5%社員の読書術』を聴いて

こんにちは。ベンチャー企業で広報のプロジェクトリーダーをしています、なかやま かえでです。

前回に引き続き、Audibleで越川 慎司さんの『AI分析でわかった トップ5%社員の読書術 』を聴いて印象に残っていることを書いていきます。

今回のテーマは、「右脳と左脳」についてです。
私たちは日々の生活や仕事で、しばしば左脳を多用しています。 論理的な思考や分析、計画の立て方においては、左脳が主導的な役割を果たしています。反対に、右脳はイメージや直感、感情の部分を司っており、右脳を活性化させることで、私たちのクリエイティビティや感覚受容性は豊かになっていきます。 読書は、特にこの右脳の活性化に役立つツールとして有効なのだというのです。

今回は上記について掘り下げて書いていきたいと思います。


1. 読書は右脳に良い

読書は右脳に良い影響を与える活動です。 右脳はイメージや直感、感情を司る部分で、特に物語を読んでいくために、その情景を思い描いたり、感情移入したりすることで右脳が活性化されます。

例えば小説を読むと、登場人物の感情や状況を想像し、まるで自分がその世界にいるかのように感じることができることがありますよね。

また、読書中は一度に多くの情報を処理します。言葉を理解しながらも、同時に物語の流れや背景、登場人物の感情を視覚化するなど、右脳が常に活動している状態になります。特にフィクションや詩、絵本のような視覚的・感情的な要素が強い作品は、右脳を刺激する効果が高いです。これにより、普段あまり使われない脳が鍛えられ、より柔軟で創造的な思考が生まれやすくなります。

2.仕事では左脳が有利に働きやすい

仕事に関しては、どうしても左脳が優位的な働きになりやすいです。 左脳は分析的・論理的思考を司る部分であり、数字やデータの処理、計画の実現、問題解決といった、業務では非常に重要な役割を担います。日常的に目の前のタスクを達成する中で、私たちは自然と左脳を酷使する形となるのです。

ですが、デスクワークや計算業務に日々従事している人ほど、左脳を酷使していると感じにくくなっているケースがあります。ずっと左脳の働かせていると疲労感やストレスを生む原因にもなります。集中して慎重な状態は、創造的な発想が必要な場面での柔軟な思考を忘れることがあるため、意識的に右脳を活性化させる時間を取ることが重要です。

3. 読書で右脳を使い、バランスを取る

左脳を酷使している人こそ、読書をしながら右脳を使うことで思考のバランスを整えることができます。仕事で疲れを感じているとき、あるいはアイデアが浮かばないときに読書をすると、気分転換になるだけでなく、右脳が活性化され、普段とは違う視点やインスピレーションを得ることができます。

特にフィクションや詩、エッセイなど、感情やイメージを刺激するようなジャンルの読書は、右脳を強く刺激します。感情的な描写や美しい風景の描写に感動することで私たちの感受性も豊かになり、より柔軟な思考ができるようになります。

クリエイティブな職業や、日常生活で新しい発想が求められるシーンでは、右脳の活性化は非常に重要です。 読書を習慣にすることで、左脳と右脳のバランスが整い、論理的思考と創造的な思考の両方を使えるようになるのです。

4.パフォーマンスの向上につながる

左脳と右脳をバランスよく活性化させることは、結果的に仕事や生活全般でのパフォーマンス向上につながります。 左脳が論理的・計画的な思考を支え、右脳が感情的・直感的な思考を促進することで、問題や新しいアイデアの創造がスムーズに解決できるようになります。

また、読書は右脳を活性化することでクリエイティビティや直感が鋭くなり、新しい視点で物事を考える力が養われます。さらに読書にはリラックス効果もあり、ストレス解消や心のバランスを保つためにも役立ちます。

終わりに

日常生活や仕事では左脳が主導的な役割を果たしがちですが、読書をしながら右脳を活性化させることで、バランスの取れた思考が可能になります。 特にフィクションや詩など、感情やイメージを刺激する読書は、右脳にとって効果的なトレーニングになります。 左脳と右脳をバランスよく使うことで、論理的な思考とクリエイティブな発想が融合し、より効果的で柔軟な思考ができるようになるのです。

いかがだったでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。

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