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大丈夫。

不安症で、些細なことですぐ深刻になってしまいがちな私に、ある時期よく相談に乗ってもらっていた友人がかけてくれていた言葉。

「大丈夫。かえは大丈夫だよ。」



いくつかある私のどちらかというと困った特性の一つなのですが、些細な不安からマジカルバナナのようにいろんな不安が出てきて、ドラえもんの“バイバイン”(栗まんじゅうが恐ろしいスピードで増えてくトラウマ回)をかけたかのように、その不安は倍になり、その倍になり、どんどん膨らんで大きくなっていくというもの。

そうすると、呼吸が浅くなって、体全体に力が入り、緊張して、手汗が止まらなくなり、手が震えだします。

大袈裟ではなく、本当にそんな風になるんです。
本当に、人から見れば些細でたいしたことのないことなんだろうけど、私にはもう、頭に浮かぶだけで身体がそんな反応をしてしまうくらい、“たいしたこと”になってしまうようです。

今日またそんな“些細な”不安が突然増幅してしまったときに、ふと「大丈夫」、という言葉が頭に浮かんできました。

その言葉に身を委ね、しばらく目を瞑って、バタフライハグ(コレ↓)をしながら、深呼吸をしながら、心の中で何度か唱えてみました。

(交互でトントンします。落ち着くよ。
ネットから拝借しました。素敵な絵💓)

大丈夫。

大丈夫。

大丈夫。

大丈夫。

大丈夫。

そうしているうちに体に出ていた症状が、静かに波が引いていくかのように、サァっとなくなり、私は今、ソファに座って落ち着いて、この文章を打つことができています。

その症状が消えていく中で、彼女の顔がふと浮かんだのでした。

あの当時、あの「大丈夫」に、何度救われただろう。
何度でも言ってくれた彼女の心からの「大丈夫」がその当時薬も病院も訪看もなかった私にとってのいちばんの特効薬、魔法の言葉でした。

それを思い出して、なんだか心が温かくなって、涙が込み上げてくる感覚がしました。

今は薬も病院も訪看も整体もある生活だけれど、やっぱり1番の特効薬かもしれない。

だから、なんだかできるだけたくさんの人にも、この魔法の言葉を伝えたくなって、note.を開きました。

わからない。彼女が言ったから魔法の言葉だったのかもしれない。私ごときがここに書いたからといって、魔法が込められるかどうかはわからないけれど、浮かんできた言葉たちをそのまま残しておこうと思います。




心配しなくても、大丈夫。

焦らなくても、大丈夫。

深刻にならなくていいよ、大丈夫。

そんなに急がなくても、大丈夫。

今日嫌なことがあっても、大丈夫だよ。

明日嫌なことが待っていても、大丈夫。

あなたはあなたでいて、大丈夫。

あなたがあなたでいれば、大丈夫。

大丈夫じゃない日も、大丈夫。

大丈夫じゃないことがあっても、大丈夫。

たくさん怒ってしまっても、大丈夫。

たくさん泣いてしまっても、大丈夫。

たくさん不安になっても、大丈夫。

とても悲しい日も、大丈夫。

誰の役にも立てないと思えても、大丈夫。

今あなたが1人でいても、大丈夫。

明日が来るのが怖くても、大丈夫。

あなたはあなただから、大丈夫。

あなたが今そこで生きていれば、大丈夫。

あなたは、大丈夫。

大丈夫だよ。

中秋の名月の次の日の夜空


Big hug🫂と共に、私自身を含め、必要な人に必要な時に届くといいなと願いつつ、ここに置いておきます。

私の魔法の薬でいてくれた、そして記憶に残って今日の私を救ってくれた彼女に感謝をこめて。
ありがとね。




私はまだまだ未熟で、何も持っていないし何者でもなくて。でもこんな人間になりたいなんて理想だけはご立派にも持っている。そして今日、一つ強く思った。

大事な人が、大丈夫じゃないとき、隣で心からの、魔法を込めた「大丈夫だよ」が言える人間になりたい。


ある、感情が爆発した日と同じ日に見て、
きれいだと思った空。


2024/09/20の記録

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