いつこ

毒親/毒家族/AC/PD(毒祖母と伯父がNPD,両親がAVPDの傾向)/愛着障害/親子…

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毒親/毒家族/AC/PD(毒祖母と伯父がNPD,両親がAVPDの傾向)/愛着障害/親子・家族問題とそれから派生する諸問題や事柄に関する愚痴と考察 ※あくまで素人、非専門家によるものです。twitterも愚痴多めです→@kadonoitsuko

マガジン

  • ようやく毒から逃げまして

    毒祖母が支配していた家から逃げた話。 十数年の同居を経て祖母を毒と認識、家庭内別居の後に脱出。

  • 毒親/毒家族の考察

    毒親や毒家族に関する素人考察

  • 毒育ちが考える○○/毒育ちと○○

    毒育ちが考える愛着障害、パーソナリティ障害、発達障害、対人関係問題、社会問題など

  • 毒育ちが語る創作物

    毒育ちの目線による小説、ドラマ、映画、漫画などの感想や雑感

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《安全基地》がない子供たち

《安全基地》とは 親や養育者が子供の《安全基地※》としての役割を放棄していることも毒親の条件だと私は考えています。(詳細は過去記事「自己流毒親タイプ分類」を参照)  親が不安定ゆえに子供が傷ついたときにフォローできない、あるいは逆に子供を責め立てるような状況は、《安全基地》とはとても言えません。そうなる原因は親が毒親であること、深刻なDVやモラハラ問題、他の家族問題を抱えていることが挙げられます。 《安全基地》がない子供は健全な自己愛を育めず、社会生活や対人関係を煩わしく感

    • 更新が滞っている中でもスキやフォロー、本当にありがとうございます。小生の拙文が少しでもどなたかのお役に立てたら幸いです。 新たな記事を書く時間がなかなか取れていないのですが、いろいろと落ち着きましたらまた更新したいと思います。

      • 【note開設三周年】あらためて我が家について振り返る

        (画像はnote獲得バッジより)    当noteアカウントを開設して、早三年が経った。  先日初めてnoteのダッシュボードという機能を確認したのだが、想像を大きく上回る数の方々に拙文をご覧いただいていた。  twitterの方も含めて皆様の閲覧、いいね、リツイート、コメントは励みになっております。あらためまして感謝の意を申し上げさせていただきます。  小生の拙文が微力ながらもどなたかのお役に立つことができたのならば、これ以上の喜びはない。今後とも当noteアカウントに少

        • 毒育ち女の近況

           気がつけば海の日もとうに過ぎ、世は盆休みに入っていた。盆休みとは言っても、今年も新型コロナウイルスの影響で夏という季節を存分に満喫することは難しそうである。  それにしても昨今の天候は、いったいどうしてしまったのだろうか。半袖では居ても立ってもいられず、慌ててノースリーブのシャツを買いに行った程である。しばし灼熱地獄が続いたと思えば、今度は「戻り梅雨」とやらに見舞われてジメジメとした雲空に苛立ちが募る一方だった。  夏自体は、決して嫌いではない。布団を出るのも風呂に入る

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        《安全基地》がない子供たち

        • 更新が滞っている中でもスキやフォロー、本当にありがとうございます。小生の拙文が少しでもどなたかのお役に立てたら幸いです。 新たな記事を書く時間がなかなか取れていないのですが、いろいろと落ち着きましたらまた更新したいと思います。

        • 【note開設三周年】あらためて我が家について振り返る

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        • 毒親/毒家族の考察
          21本
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          9本
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          毒育ちが考える友人

          (タイトル画像はいらすとや様よりお借りしました) 友人の定義 突然だが、皆様にとって友人の定義とは何だろうか。私の毒祖母はよく私の母に対して「アンタ(母)は友人がいない、私はたくさんいる」とのたまっていたが、彼女の言う友人とは友人ではなくてせいぜい知人程度だったと私は(勝手に)認識している。そんな毒祖母の勘違い甚だしい言動を身近で見ていた立場として、ふと「友人とは……?」という疑問に至り、今回の主題を定めた次第である。   以下は筆者自身の友人の定義である。  パーソナ

          毒育ちが考える友人

          毒育ち女が語る映画『セブン』

          (タイトル画像は、https://www.youtube.com/watch?v=FRwBn7FJrKcより) 【注意事項】・当記事は映画『セブン』の視聴を前提としており、大いにネタバレを含みます。未視聴の方の閲覧は推奨しません ・当記事はあくまで一視聴者の個人の感想、解釈、考察に過ぎません。当記事によるいかなる責任も負いかねますので予めご了承ください 毒親、「七つの大罪」に当てはまる説『セブン』(デビッド・フィンチャー監督,1995年制作)を視聴していた私は、毒親/毒

          毒育ち女が語る映画『セブン』

          毒育ち女が語る「自称サバサバ女」

          (タイトル画像はいらすとや様より) 【注意事項】・当記事はあくまで個人的解釈および考察に過ぎず、特定の人物に対する誹謗中傷を目的とはしておりません。 ・当記事には筆者の性格の悪さが過分ににじみ出ており、不快に思われる可能性があるので閲覧は各自自己責任でお願いします。当記事によるいかなる責任は一切負いかねます。予めご了承ください。 サバサバした女性と「自称サバサバ女」 女性的と言えば一般的に家庭的、几帳面、きれい好き、きめ細かい心遣いができる、共感性が高いといったイメージ

          毒育ち女が語る「自称サバサバ女」

          【雑記】毒育ち女とスカート

           気がつけば四月も下旬、2022年も三分の一が過ぎようとしている。  まずい。このままでは月連続更新が途絶えてしまう……というくだらない小さな執着心から当記事を書いている次第だ。 ─────────  通常業務に加えて式典などの集会が多いこの時期、簡易的とはいえ“ドレスコード”という存在が私を憂鬱にさせていた。正装である以上、無論ノーメイクとはいかない。慣れないヒール靴も履かなければならない、そして私はパンストもハイソックスストッキングも大の苦手である。 「男性はスー

          【雑記】毒育ち女とスカート

          毒育ちが考える嘘

          (画像はいらすとや様より)  私は、他の人よりも嘘をつく機会が多いのかもしれない。と言うのも世の中には私の毒祖母のような人間が存在し、彼ら彼女らと戦うには時として嘘という矛、あるいは盾が必要だと認知したからであるが。端的に言えば自衛のために尽きるが、せめて可能な限り「誰も損も得もしないような嘘」を選択しているつもりである。決して相手を貶める、洗脳するという意図はない。  まず嘘とは、大きく11種類に分けられるらしい。  ①、⑤、⑦、⑧についてはその程度にもよるが、自分自

          毒育ちが考える嘘

          毒育ちが語るドラマ『最愛』

          (画像はhttps://www.tbs.co.jp/saiai_tbs/より) 注意事項・当記事はドラマ『最愛』の視聴を前提としており、大いにネタバレを含みます。未視聴の方の閲覧は推奨しません ・当記事はあくまで一視聴者の個人の感想、解釈、考察に過ぎません。当記事によるいかなる責任も負いかねますので予めご了承ください 皆様見まして? ドラマ『最愛』を 『イカゲーム』の記事でも少し触れましたが、二周するレベルの神ドラマでした。ただ当作品はリアルタイム視聴でないと起こらない

          毒育ちが語るドラマ『最愛』

          毒育ちが語る『イカゲーム』

          (画像はhttps://www.netflix.com/jp/title/81040344 より) 注意事項当記事は『イカゲーム』の視聴を前提としており、大いにネタバレを含みます。未視聴の方の閲覧は推奨しません。 当記事はあくまで一視聴者の個人の感想、解釈、考察に過ぎません。当記事によるいかなる責任も負いかねますので予めご了承ください。  リリース当初はステマ疑惑が上がったり『賭博黙示録カイジ』(講談社:福本伸行著、以下『カイジ』)のパクリだと評されたりしていたが、見始

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          毒育ちが考える「器」

          (画像はいらすとや様より) 「あの人は器が大きい」という表現の真逆は、「器が小さい」あるいは「ケツの穴が小さい」である。私の毒祖母に関して言えば、彼女は間違いなく「器が小さい」し「ケツの穴が小さい」人間である。  この「器」という概念は、パーソナリティの安定感を指し示すのではないかと最近の私は感じている。パーソナリティの安定感とは転じて自己肯定感や健全な自己愛の強度である。さらに深く踏み込めば、器の強度や質とは自分自身や他者との向き合い方と同義とも言えよう。  食器、

          毒育ちが考える「器」

          毒育ちが考える「家に居たくない」という感情

          (画像はいらすとや様よりお借りしました)  気がつけば2022年の1月も半分を過ぎてしまいました。大変遅ればせながら、新年明けましておめでとうございます。本年も小生の拙文にお付き合いいただけましたらと幸いです。今年こそ毒祖母の死によって喪中の身になっていたいと願うばかりです。  さて、皆様は年末年始いかがお過ごしでしたでしょうか。私は各行事の料理を適当に作って大掃除も適当に済ませまして、空いた時間にはNetflixで『イカゲーム』を一気見、ドラマ『最愛』をもう一周、ほかに

          毒育ちが考える「家に居たくない」という感情

          毒育ちが考える女性性と限りなく透明に近い違和感

          女性の形を保つのが難儀 毎日フルメイクして、ストッキングを履いて、スーツやオフィスカジュアルに該当する服装を身に着けて、ビジネスの範疇に収まる高さのヒールを履いて、出勤するビジネスウーマンたちを心の底から尊敬するとともに私は彼女たちには小さな嫉妬心を抱いている。業務の都合から貴金属、ネイル、華美すぎる化粧、髪型、服装は原則禁止とかなり緩いオフィスカジュアルだけでもかなりしんどい私からすると彼女たちは化け物である。  と言うのもそのしんどさの原因とは、巷で言うところの女子力が

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          一部記事を取り下げました。読んでいただきました皆様、「いいね」していただいた皆様、申し訳ございません。拙文ではありますが、今後ともお付き合いいただけますと幸いです。

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          毒育ちが語る『チェンソーマン』

          注意事項 ・当記事は『チェンソーマン』(藤本タツキ著,集英社)の読了を前提としており、ネタバレを含みます。未読の方は十分にご注意ください。 ・当記事はあくまで一読者個人の感想、解釈、考察に過ぎません。当記事によるいかなる責任も負いかねますので予めご了承ください。     『チェンソーマン』は『週刊少年ジャンプ』にて2019年1号から2021年2号まで連載され、「このマンガがすごい!2021」(宝島社)オトコ編で1位、第66回小学館漫画賞少年向け部門など数々の賞を受賞

          毒育ちが語る『チェンソーマン』